公職に就くものが、
その地位により誰よりも早く手にできる情報を利用して事業を推進すれば、
それがどんなに崇高な精神で行われたとしても、
胡散臭いものに堕落してしまうのだろう。
最近、
伝統深い、偉い方々の会合や団体会議のようなものに参加させていただく機会が増えてきた。
(いや、いつまでも唾棄してる場合じゃねえだろう。)
まあ、
まだ僕が、
社会の魑魅魍魎うごめく世界に疎いガキなせいか、
その方々のあり方が二分されて見える。
おそらく、
一見して判断できない思惑や意志がある方もあるのだろうけど、
なぜか、
己の保身で動いている人間だけは、
明確に浮かび上がって色めくから不思議だ。
そして、
明確な意図が、
野生動物の捕食のごとく鋭角なものであったとしても、
魅了される人間には、瞬く間に魅了される。
それは、
もちろん「保身」など超越し、
僕のような凡夫には計り知れない大局的なビジョンを持った方のあり方なのだろう。
中身は分からない。
(末端の一兵卒、なもんで。)
ただ、
その凄さは、分かる。
ただ、
いつまでも「分からない」なんて言ってられない。
「分からない」のは、
僕が傲慢だからだ。
今できることは、
どこまでも謙虚に。
ひたすら謙虚に。
(あ( ゚Д゚)、あくまで内心のハナシなんで、外見は今まで通り生意気に見えますが、あしからず。)