与えすぎてもおなじ…」
パスカルの言葉だ。
僕は、この言葉を人材教育の指針にしている。
あらゆる先入観、偏見を捨てて見なくてはならない。
時には、その人間の過去すらも敢えて遠ざけることによって、
現在を計らなくてはならない。
待っていても何も分からない。
たとえ、返ってこなかったとしても、
まずは、ひと一人に渾身のエネルギーを与えることによって、
やっと何とか分かりかけてくるものではないだろうか。
だから、真実に近づきたかったら出し惜しみしないで、
まずは与えるしかないし、
与えすぎは単なる責任放棄だ、と僕は思う。