先日、吉本興業のU先輩がマジ芝居をやるというので、
新宿シアターサンモールに行ってきた。
「飛行機雲」という、特攻隊の出撃前夜(一日前っていう意味じゃなく。)の話だ。
ところどころ、ん? と思ってしまう演出もあったが、
(戦争を美化しているように感じてしまったのだ。)
(途中、我慢できずに退出したくなるくらいカッコ良い場面もあった。)
(まあ、観客を惹きつけるためには仕方がないか。)
「与えられた生」を「つかむ生」にする自由をすべての人間が持っている、
といったテーマを、
無理やり制限された若者を通じて、
現代に分かりやすく伝えてくれていたような印象を受けた。
いろいろ考えさせられて、とても有意義な時間だった。
先輩の演技には、「いつの間にこんな」と思うほどビックリさせられた。
(昔を彷彿させるような、コワイ役だったけど。)
「新しい人と一緒に暮らすことになりそうだから、仏壇が邪魔なんだ。
預かってくれ。」
最近、やたらと僕の家の広さを訪ねると思ったら、
どうやら、そういうことらしい。
彼は最近、サラリーマンとしては最高クラスに登りつめた。
重ね重ね、素晴らしいことだ。
僕も嬉しい。
おめでとう。