夕方、門前仲町のクライアント先を訪ねたら、街は祭り一色だった。
富岡八幡宮の祭りは「水掛祭り」といって、
沿道にいる人たちが、でっかいバケツで担いでいる人に水を掛ける。
水が熱気にさらに拍車をかけ、その蒸気が辺り一帯を包み、異様な興奮状態を作り上げる。
浅草のそれとは違い、観ている人をやさしく巻き込んでくれるようなカンジがする。
(学生時代、極真の黒帯だと昔のディスコや要人のボディーガードの話がいろいろと入ってきて、
浅草三社の警備をやったことがあるが、喧嘩ばかりで大変だった。)
街を歩いてみた。
テキヤのおっちゃん達の表情がたまらなくいい。
人ごみは嫌いだが、コレは別だ。
程良い疲労感が使われていない感覚を覚醒させ、むしろ元気になる。
昔よく行ったアジアを彷彿とさせるような活気だ。
また行きたくなってきた。