息子たちへの手紙 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

景色4調子はどうだ?

元気にやってるか?

仕事ができてくればくるほど、
指導すべき人間も増えて大変だろう?

やってみせ、
言って聞かせ、
させてみせ、
ほめてやらねば、
人は動かじ。

と山本五十六という、
偉い人も言っておった。

困難や問題に取り組むことの好きなお前には、
何でも自分でやってしまうことのほうが、
楽かもしれん。

そのお前が
現場から離れるのは、
さぞかし、
勇気と覚悟がいることだろう。
あらぬ謗りを受けることもあるかもしれん。

でもな、
それを人にやらせてみて、
できるまで待ち、
自分と比べたら明らかに質の落ちる出来にも、
その変化を賞賛するという、
狂おしいまでの忍耐力を要する「管理」「教育」が、
できなければ人は導けん。

わしゃ、
今じゃ、念願かなって、
この片田舎で「赤ひげ」のような生活を送っておる。
わしの腕を求めて、
やってくる人に「癒し」を施す毎日に心からの充実感を感じておる。

が、
この充実した毎日も、
ここに至るまでの厳しい過程があって成り立っておるんじゃ。

わしゃ、
昔から人と違っておった。
別に特別ということではなく、
ただ、
多くの人が執着するものには執着せず、
多くの人が執着しないものに異常に執着したものじゃ。

だからこそ、
自分にはやらなくてはならない仕事がある、
と思うようになった。
激しい感情を持ったわしが、
何があっても、
どこかで「すべて善し」と人を許せるような、
慈しみの気持ちを持っていることに気が付き、
それを、
「癒し」や「教育」を通じて自分の使命を果たす、
ということじゃ。

その基礎をつくりあげ、
若く可能性に満ちたお前らに託し、
わしは、
今ここで、最もやりたかった、
人と一人一人向き合い触れ合っていく、
ということをやっている。

わしの、
本当の闘いは40から始まった。
お前も、
これから真の地獄を見ることになるだろう。

疲れたら、
遊びに来るがいい。

いつでも、
わしはここにいる。