日中間の、
ネットコンサルをやっているM氏と面談。
中国の格差からくる経済の不安定要素は、
胡錦濤政権になってから、
少しは改善されたけど、
未だ「三農問題」（農民・農業・農村）は根深いなか、
昨年秋に開催された、
中央委員会第３回全体会議では、
農民の土地に対する権利が強化されたことにより、
農村部における経済発展にも可能性が出てきたようだ。
確かに、
外需がこれだけ落ち込んでいる中、
７月に発表された中国の第２四半期の、
実質GDP成長率は、
なんと、7,9%！と、
政府目標にわずか0,1%足りないだけだったもんね。
今では、
「家電下郷」（家電購入時の補助金支給制度）の効果もあって、
カラーテレビや洗濯機、冷蔵庫なども、
それなりに高い率で農村部へ普及しているらしいし。
今まで、
政府主導の、
外貨獲得政策だったのが一転して、
こうした、
三農問題が解決されていき、
内需が刺激されることによって、
個人消費が拡大していくと、
これは、
ダイレクトに僕らの意思決定に影響を及ぼしてくる。
とりあえず、
輸出低迷の長期化による、
経済成長の回復ペースは鈍化するだろうけど、
新たな局面を迎えたマーケットは、
凄まじいリスクが伴うだけに、
どのような娯楽よりも、
面白い
