システム構築論 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

struct昨日、
あるチームとの打ち合わせで話した、
話なんだけれども、

システムというのは、
絶えず、
補修、改善されるものでなければ、
機能しているとはいえないんじゃないかしら。

但し、
改善とは、
過去の否定ではない。

現在を、
もう一度見つめなおして、

その中から、
有効に機能しているものを取り出し、

それが、
最高な状態で効果を発揮するように、
再構築していく作業だと思うよ。

だからこそ、
過去を軽視した改善は、
間違いなく失敗する、
といってもいい。

機能しなくなったモノを、
「悪いモノ」
「否定すべきモノ」として、
使い捨てにするのは、
あまりにも非生産的だろう。

「時の経過」が、
システムを劣化させているに過ぎず、
当初はしっかりと機能していたはずだ。

ここで、
「時の経過」とは、
「外部環境の変化」に一致する。

にもかかわらず、
全否定のような「分析なき改善」は、
問題の本質を曇らせてしまう。

まあ要は、
「クソまじめ」にやんなきゃ、
意味がない、
ってことだね。