インビクタス | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

invictus「I am the master of my fate.
I am the captain of my soul.」

「唯、自分だけが、
私自身の運命の支配者であり、
私自身の魂の指揮官である。」

ウィリアム・ヘンリーの言葉だ。

現在、
存命していて、
僕が敬愛する人間の一人に、
クリント・イーストウッドがいる。

プレイヤーだった頃は、
いかにもタフガイの役ばかりで、
そんなに興味がなかったんだけど、
いざ、
監督になるや否や、
まあ! 
ハリウッド映画とは思えないほどのリアリティ!

よくもまあ、
そんなに悲しい出来事を、
劇的ではなく淡々と描けるなぁっ、
と一気に好きになったよ。
(本来、
そういう人間だったんだろうけど、
監督になってやっと表現したいものが描けるようになったんだろうね。)

今回、
初の南ア黒人大統領になった、
ネルソン・マンデラの闘いを描いているんだけど、

冒頭の詩は、
白人との共存という大儀のもと、
象徴的に支援したラグビーチームの主将に、
マンデラ大統領から送られている。

ちなみに、
ウィリアム自身は、
病気のため20代前半で両足を切断している。

「白人」や「アメリカ」
という立場ではないところから、
フェアに事象を解釈できるイーストウッドの視点は、
常に、
自分自身の未熟さや愚かさ、
社会の厳しさや現実、
をいつも痛烈に再認識させてくれる。

この映画は、
絶対に一人で観たいっ。

楽しみだ。