池を作って2年が経過しました。
池を作る上で一番気になったのが水漏れでした。水を溜めて漏れたら意味がありません。
色々調べてみると防水セメントや、防水剤を添加する方法が紹介されていました。
しかし、防水セメントは高く、防水剤は調合がめんどくさい上に均等に混ざるかも怪しい…
実際2年が経過し、漏水状況はどうかと言うと…
一番最初に作った1池以外は、蒸発か漏水か分からないレベルです。
いずれの池も防水セメントや防水剤は使用せずに作りました。
実は1池が漏れる理由は、検討がついています。
理由は、モルタルの塗り方です。
前にも書きましたが、池の内面はどんなにキツくても一気に仕上げましょう!これたげはMUSTです!
手でモルタルを作るのはとってもキツイ作業ですが、手早くコネて一気に仕上げましょう!
もっと言うと、作るなら断然冬です!
モルタルの硬化は、冬の方が緩やかです。また、使用する砂は、少々高価ですが専用品を使った方がいいです。
袋に書かれている配合よりも、砂は少なめの方がいいと思います。少なめだと、施工後のひび割れが心配されますが、池の水が助けてくれます。
施工後5時間後には水ををはりましょう。割れ防止になります!
水をはるときは、モルタルを剝がないよう気を付けてください。なるべく少しずつ入れましょう。
水換え後の5池です。
しかし、この5池にも反省点があります。排水用の管径が小さすぎたことです。最低でも25パイプで作るべきでした…管に水草などがよく詰まります

話は変わりますが…
池のいいところは、やはり自然的な感じが感じられることです。水の音がするのはやっぱりいいです

池の周りには、苔を植え、栽植し、少しずついい感じになってきています。
また、池の金魚は元気‼️
餌が常に身近にあるので、成長が早いです。
青水を薄めると鑑賞向きの池にもできます!青水を薄くするなら、ろ過槽の工夫と小まめな手入れが必要です。
それがうまくいっているのが2池です!
入れている金魚が小さいことで富栄養化がそれほど進んでいません。ろ過バランスがうまく取れているんでしょう。ろ過槽も小まめに手入れして、溜まった、ヘドロを取り除いているのもいいのかもしれません。
真緑で金魚もほとんど見えません。
おそらく池水の富栄養化が原因ではないかと思い、試しに富栄養化の指標となるCODを測定してみたところ、環境基準を大幅に超え、生物生存不可レベルでした。
しかし、金魚はいたって元気。スクスク育っています。アンモニアや亜硝酸塩は、影響してもCODは関係ないのかな?
5池だけは、ろ過槽をいくら工夫しても、寒冷紗で日光を遮っても改善できません。
透明度を維持するには、井戸を掘り当て常時給水するしかないかな?
水の音は心地いいものです。なんとなくほっとします。金魚の愛くるしい泳ぎを眺めていると飽きません‼️
池を作れるのも田舎暮らしの醍醐味ですね。
ただ、狭い庭でも畳1枚分のスペースがあれば、池は作れます。市販のプラ池を使わなければ、1万円もあれば、立派な池ができます。使わなくなれば、穴を開けて花壇にすることもできます

知り合いが池を作りたいとも言ってますので、設計から施工までアドバイスとお手伝いをしたいと思ってます。私も、井戸を掘り当てたらもう一つ作りたいです

池作りに関する記事です❗️
ではまた
