サンゲリア2(1988) | とし104の気ままに映画プログ2

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 WAAAAOHHHH!!!




 世には数多の~2と名乗る作品がございます。元から一作では収まりきれず一作目からの続きの2としてならワクワクして楽しみに見ることが出来ますし、どうなるんだろう?な期待感もあります。「スターウォーズ」や「バック・トュー・ザ・フューチャー」「マトリックス」なんかは次は次は🎵🎵と期待感アゲポヨ⤴️⤴️で映画館に足を運んだものです。
 ところがヒットしたり話題になったり何かと世間を騒がしたりしたヒット作の柳の下のどじょうの二匹目を狙ったかのような「2」と冠する作品に関しては8割方がガッカリ😖⤵️しょぼーん(´・ω・`)な奴ばっかりでオリジナルや元祖である一作目には遠く及ばないインパクトの薄い仕上がりなのばっかしな気がします(バトル・ロワイアル2とかロッキー2とかもう挙げたらキリがない❗)


 「サンゲリア」と言えば私的にはゾンビ映画の中でもロメロの「ゾンビ」と並んで双璧をなすマスターピースであり、言わずもがなルチオ・フルチの代表作であると言っても過言ではないでしょう⁉️⁉️
 この「サンゲリア2」も最初はフルチ自らが監督をしたらしいのですが……持病の糖尿病が悪化してヴィンセント・ドーンに引き継がれたそうです。彼のフィルモグラフィーを見ると悪名高いゾンビ映画の代表作な「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」や他にも「ゾンビ2009」「ラッツ」「食人族2」とまあどれもこれも通好みなラインナップなイタリアン職人監督です。だからワタクシはちょっとばかし期待して観ました。果たしてサンゲリアの続編とは‼️‼️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️



 アジアの某国で「バイオハザード」のアンブレラ社みたく実験が行われていた。しかしスタッフは博士と女子の助手二人しかいない?
 どうやら彼らはショッカーのように人体実験を行っている❗細菌兵器である「デスワン」を人で試していたのである❗哀れ人体実験されている男は密閉された部屋でデスワンを浴び、もがき苦しんだ末に、身体をグチャグチャににさせてブハッと吐血して死んでしまう❗❕


 「動物では成功してたのに……」とかてめえ勝手なことをほざいていたが、さすがに人が死んでしまったので実験の中止をする。デスワンは密閉容器に詰められトランクケースで軍に引き渡すことになる。
 飛行場で軍のヘリを待つ博士と助手のところへワゴン車がもうスピードで迫り来る⁉️⁉️⁉️
 中から白い作業着のお手軽スタイルのテロリストたちが銃を乱射しながら護衛の軍人たちを射殺してデスワンをまんまと強奪する‼️
 博士は到着したヘリの隊員にテロリストの追跡を命令する。テロリスト側もデスワンを持った一人を残して全滅し、危険なデスワン入りトランクケースを持ったまま森へと逃げ込む。ヘリでたった一人のテロリストを追撃するなんてスンゴイ展開です。テロリストはヘリの機銃射撃で負傷する。さらに悲惨なことにデスワン入りトランクケースまで破損して中のデスワンがこぼれてしまい負傷した腕にデスワンがかかってしまう‼️‼️

 テロリストの男は近隣のリゾートホテルみたいなとこに逃げ込む。フロントに大金をつかませムリクリに部屋を開けてもらう。男は部屋に駆け込むが負傷した傷にデスワンが入り込んだせいか?苦しみのたうち回っていて壊死しかかっている腕を自ら切り落とす‼️‼️‼️‼️‼️ 
 彼は部屋に行く途中にホテルのベルボーイともすれ違い様接触してしまう。テロリストの部屋に掃除に入ったおばちゃんが心配して声をかけると後頭部を鷲掴みされ鏡にガッコンガッコンぶつけられ殺されてしまう‼️‼️デスワンのせいでテロリストの男は爛れゾンビと化していたのであった‼️‼️‼️‼️
 
 ホテルに「ザ・クレイジーズ」みたく白い消毒服と防塵マスクに身を包んだ軍隊が突入して来る‼️
 軍隊は情け無用にホテルの客や従業員たちを取り抑えて行く。その横暴な態度に皆怒りを覚えるって「ザ・クレイジーズ」の展開と一緒やん(´ω`)
 テロリストと接触したベルボーイも手が腐れかかってテロリストと同じような症状を起こしていた‼️
 軍隊の一人が鍵がかかった部屋を蹴破り入ると戸板に刺さった掃除のおばちゃんの死体を発見する❗さらに奥には朽ちかけた彫刻のような腐れ果てたテロリストの男の死体があった❗❕

 軍上層部に報告をして死体の処置と汚染区域の人たちをどうするか?訊ねると、大将は「汚染区域の人間は抹殺しろ❕遺体は速やかに埋葬しろ❕感染者の遺体はどうするか?わかってるな」と命ずる。

 ゾンビの死体を焼却して処分ってまんま「バタリアン」と一緒ですww



 テロリストの男の死体を焼却炉で燃やしていると博士と助手が血相を変えて飛んでくる。「遺体を燃やしたらその灰が地上に落ちて来る危険性がある‼️」と言うが、そんなわけあるかSFじゃあるまいしと一笑に伏す。遺体を火葬した煙がモウモウと上がり空を飛ぶ鳥たちの群れにかかる❗❕❕❕

 

 場面が変わって休暇中か?オフの日か?わからない3人の兵士の若者たちがラジカセから流れるミュージックをかけながらジープを流している。

 一応主役になるのかな?この人たちが⁉️

途中で「あいのり」みたいな男女が複数乗り込んでいるキャンピングカーから女子~ズが手を振る。兵士のあんちゃんたちは女子からのお誘いに色めき立ち期待に胸と股間を膨らませる。

 ところが前方を走っているラブワゴンをさっき煙を浴びた鳥たちの群れが開いている窓から侵入してヒッチコックの「鳥」もろリスペクトな鳥たちの一斉襲撃を受けて運転者や女子たちの何人かが被害に遭う❗❕
 ジープを走らせていた兵士のあんちゃんたちもすぐに気がついてジープを停車させ心配して様子を見に行く。ドアを開けると鳥🐤たちの群れが一斉に飛び去っていく。兵士のあんちゃんたちはラブワゴンの一団をこの近くに病院はないので近くのホテルへと運んであげようと怪我した人たちを助けてあげる。
 同じ頃カポーがオープンカーを走らせていると、道路っ端で大量に鳥🐤が死んでいるのを見つける❗
 何だ!と車を止めて近寄ってみると何匹かは羽をわずかながらにぱたつかせている。恐る恐る様子を見に行ったカポーの男がその死にかけの鳥から襲撃を受け顔に傷を負ってしまう❗❕
 カポーの女子は幸い鳥の襲撃を受けずに済んだので彼に代わってオープンカーを運転する。そしてオンボロなガソリンスタンドを見つけて助けを求めに建物の中へ入って行く。朽ちかけのあばら家と化した中を探って人を探すが全く人の気配が感じられない。怖くなって出ようとしたとき❔❕いきなしハグしてくるドグサレ男が⁉️⁉️⁉️
 慌てて振りほどくが、ドグサレ男は鉈をどっからかゲットしてそれを振り回しながら彼女に襲いかかってくる‼️‼️‼️
 これが間寛平の杖を振り回す危なっかしいお爺さんのコントに似ていて『寛平ゾンビ』なんて言われたりしちゃうわけです(;´д`)

 寛平ゾンビ無双www



 この彼女もナゼか?ゾンビ寛平も妙にアクション映画バリに動きがキレッキレッだな?と思うがよく見たら早回しっぽく撮影しているのかもしれません。ゾンビ寛平は勢い余ってガソリンの給油ノズルを破壊してしまう!そのガソリンが吹き出ているところにジッポを点火してポイッヽ( ´ー‘)ノ⌒○としてゾンビ寛平は焼き払われる❗❕

 デスワン開発の化学者と現地を指揮する軍隊の大将との不毛な言い争いは続いていた。大気の雲から放射性物質が発見されている❗と言う化学者と、軍の方では現地では人たちが殺し合い貪り食い合っている⁉️あちこちで残虐行為が起こっている⁉️と言っている。地域一帯を完全封鎖して感染者を全て抹殺しようと考えている大将とワクチンか抗生剤みたいな特効薬を開発して感染者たちを助けようと主張する化学者チームとの意見は真っ向対立する。


 ホテルにたどり着いたラブワゴンの一団と兵士のあんちゃん三人衆だが、ホテルはオープニングで軍に制圧されて誰もおらずに荒れ放題であった⁉️⁉️
 兵士あんちゃんの一人トン吉(仮)が恐る恐るホテル内を探り治療に使えそうな薬を探す。もう一人のあんちゃん珍平(仮)が下のフロアで武器の銃がゴロゴロあるのを発見する。鳥に襲撃された一人の女子のリアが傷口から黒い血を吹き出し虫の息状態であった❗無事な女子ともう一人のあんちゃん寛太(仮)が医者を探しにジープを走らせる。

 大将が汚染地域のすべての人間の射殺と車両やヘリの乗り入れを禁止して立ち入り禁止区域にしろ!と非情な命令を下していた❗「28週後」だったらコードレッドである。非常事態である。

 ジープを走らせる寛太(仮)と女子だが人ッ子一人気配が感じられないのを察知する。そのうちジープのエンジンが焼きつきオーバーヒート状態になってしまい停車させる。誰もいない施設を女子が人を探しに中に入り寛太(仮)が修理をする。家捜しをする女子を後ろから迫るゾンビが突き飛ばしてプールに落っことす‼️何だか?芸人の罰ゲームみたいっす。
 「ヘルプ!ゴボゴボ」と叫ぶ女子の悲鳴に気づいて寛太(仮)は助けに向かう。溺れている女子を引き上げると下半身が足から下が無くなって⁉️いて突如ゾンビ化して寛太(仮)に襲いかかる‼️‼️
 どうにか彼女を突き飛ばしてプールに沈める。寛太(仮)が施設から脱出しようと道を探していると植え込みをぶち破って寛太(仮)を襲撃してきます❗そこかしここらホームレススタイルなお手軽そうなズタボロゾンビがわらわらと集まってきてやっとこさゾンビ映画っぽくなってきましたキタ━(゚∀゚)━!
 寛太(仮)は丸腰で武器を所持していなかったため逃げるしかありませんでした。どうにか施設から脱出して走って逃げる🏃🏃


 やたらと不意討ちや高いところから飛び降りて襲うのが好きなゾンビたち(´・ω・`; )
 
 ラジオのDJが緊急放送を告げる。「この付近で何かが起こっている⁉️事態はかなり深刻だ❗ここでも電話が鳴りっぱなしだ❕方々で残虐行為が相次いでいる⁉️殺人レイプ一家惨殺…老若男女問わずに被害に遭っている❗死者が蘇り友達や身内を殺し、その肉を喰らっている⁉️軍が出動して事態の収拾に乗り出しているが…避難所を求めてる人たちが駆け込める場所や病院や警察署など助けを得られる場所をレイヴンが読み上げるよ😃聴いててね☀️サンタモニカ病院、赤十字、アクサニアン署、サンタクルス市役所、キャララヤ修道院、陸軍病院………」
 ゾンビたちをまんま「ザ・クレイジーズ」の白部隊が次々と片づけていた。


 寛太(仮)は疲れはてヘロヘロになりながら歩いているとカポーのオープンカーを見つけて、女子に拾ってもらう。カポー女子は男子をサンタモニカ病院に連れて行こうとしていた。



 廃ホテル内で残っている女子~ズはリアを看病していたが彼女は死後硬直のような状態を引き起こしていた❗❔❕❔
 ラブワゴンのカポー成立していた二人が食料を探しにキッチンへと向かう。何かないかな?と冷蔵庫を開けると・・・・そこから「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャジャ~ン(゚∀゚)」と生首だけのゾンビが飛び出てカポーの男にかぶりつく‼️‼️‼️


 悲鳴を上げるまもなく喉笛に首だけゾンビに噛みつかれ、女子の方は背後から現れたゾンビに引き裂かれ惨殺される‼️‼️‼️
 どうも今回のゾンビたちの特徴は他の一般作品と違っていて不意討ちやサプライズ登場がやたらと好きで、ゾンビの本来の特徴である生者の生肉を喰らう行為をあまりしません?と言うか?しているシーンが出てこない⁉️銃でドタマを撃たれたり鈍器で頭をかち割られなくてもただ撃たれただけでもぶん投げられたりしただけでも倒される?ショッカー戦闘員のようなゾンビである。

 オープンカーのカポーの男子がくたばったかと思ったら・・・・・・「パトリシア❗血が…ホシインゴ❗❕」と運転しているパトリシア(やっと名前がわかった😆)に突如襲いかかる‼️‼️
 パトリシアは車を急停車させ飛び降りるが、足を負傷してしまう!寛太(仮)は彼氏ゾンビはどうにか退けるが次から次に現れる他のゾンビたちに捕まり貪り喰われてしまうのであった‼️‼️‼️
 パトリシアは鉄橋でゾンビたちの群れに挟み撃ちにされるが川に向かって飛び降りる!!

 
 廃ホテルで見張りをしているトン吉(仮)と珍平(仮)はもう五時間経っても帰って来ない寛太(仮)を心配していた。一緒に行った女子とお楽しみかな?なんて話していると………妙な音と呻き声が聴こえてくる‼️
 死後硬直化したリアがわかりやすく腐れ爛れゾンビと化して蘇生すると寝ている友達を呼びかけながら襲いかかる‼️‼️でも友達のナンシーはゾンビリアが飛びかかるのをしゃがんでかわしたらゾンビリアは網戸をぶち破って落っこちて自滅する!!

 パトリシアは怪我した足を引きずりながらどうにか廃ホテルまでたどり着きトン吉(仮)と珍平(仮)に助けられる。いつしかゾンビたちはラブワゴンの周りを取り囲んでいる‼️
 あいつらが来る前にバリケードを作ろう!とトン吉(仮)たちは動く。簡易なバリケードはたちまちゾンビたちの集団にぶち破られる。でもトン吉(仮)は武器の中から火炎放射器をポケモンゲットだぜ✨していて最初に近づいて来たゾンビを焼き払う‼️
 火炎放射器ってスバラシイですね。でもって火だるまになってのたうち回るスタントのゾンビ役の人たちは大変そうですね😅😅😅😅

 ゾンビたちは怯むことなく次から次へと殺到してきてラブワゴンの一人が捕まって喰われる‼️
 そしてどっから?入ったんだか?二階から飛び降りる相変わらずのサプライズ登場が好きなゾンビたちも次々に現れる‼️でもその後の動きは緩慢なため何体かは撃退される。


 火炎放射器ってマストアイテム⁉️ですね。



 しかし火炎放射器の燃料は尽きて、トン吉(仮)たちはほうほうのていで廃ホテルを脱出する。いつしか朝になり川まで逃げてくるがゾンビたちの追撃は止まらない。珍平(仮)がどうにか肉弾戦でゾンビたちをなぎ倒し、カヌーに乗り込み川を昇る。

 DJの放送も続いていた。「悪夢は終わった…事の発端は誰にもわからない…我々が想像することさえ恐れていたことが現実になった。伝染病で死んだ人が蘇り他の人間を殺して喰い漁った!!ヤツラは友人や愛する人、親や自分の子供まで喰らった!!
我々は悪夢を生き延びた❗そしてやっと軍から収拾がついたとの知らせが入った。治療が必要な人は除染部隊の方へ。彼等が苦しみを除いてくれる。除染部隊が消毒に回っている。感染者には即効性のあるワクチンが与えられる。これは軍上層部からの伝言だ!!白衣にマスク姿のヒーロー❔たちに遭遇したら駆け寄って救いを求めようぜ😆👍」



 疲労困憊のパトリシアたちは岸に着いて身を休める。ラブワゴンのリーダーのメガネが鶏を見つけて「昼飯だ!」と追っかけるとその先にはDJが放送した白装束のクレイジーズ部隊が銃を構えながら近づいて来ていた❗❕❕
 助かった笑い泣きとほっとしているメガネをクレイジーズ部隊は容赦なく感染者(ゾンビ)同様に蜂の巣にする‼️‼️‼️‼️

 トン吉(仮)と珍平(仮)が応戦して銃撃戦となる。白部隊を何人か射殺して倒すが、多勢に無勢で敵が多すぎるのでジャングル内へと逃走する。



 再び大将と軍のお偉いさんと化学者たちが会議をしている。大将は「もう事態は収束した。占領している部隊もモウチョイで撤退だな。汚染区域は完全に占領しているし…」と楽観的で呑気な大将に対して博士たち化学者側は深刻そうな顔をしている。
 「今回の事の発端はあんたがたが不用心に死体を焼却したりしたからだ❗熱でウィルスは変異し酸素への耐性が強化されて大気へと放散された。大気中に一体どれだけの汚染が広がっているのか?その範囲を正確に特定できる者は所内に一人もいない❗と言うことはもしもにわか雨が降ったり、ちょっとした気候の変化でまたウィルスが広まるかもしれない。その時はただ感染者を殺すだけではウィルスを阻止出来ない。安全を確保するためには抗生物質を完成させるしかない❕それをこの地域の住民全員に投与し、この事を全世界に公表する」と博士は言うが、大将は「バカこくでねえ❗デスワンはトップシークレットな極秘の実験だ❗君も知っておろう?」と反論する。
 「伝染が再発したら極秘も何もないでしょ❗ヨーロッパやアメリカひいては全世界で拡散されてしまうかもしれない❗」

 「そんな空想じみたSFなお話はいいよ」

 「デスワンによって蘇った死者は人肉を食べる‼️これのどこがSFだと?軍の要望で我々が開発したのはいいが、デスワンが細菌としてどれだけ本来の力を秘めているか知る者は誰もいない❗」

 「記者会見で細菌兵器を公表できると思うか?」

 「放っといたら人類の滅亡を招くことになる‼️」

 「哲学的な感傷だな。だが実際のところ細菌の拡散は我々が武力で阻止した。ご苦労だったな。ではお開きにしましょう😃」
 と一方的に会議を打ちきりにしてしまう。


 生き残ったトン吉(仮)と珍平(仮)と足を怪我しているパトリシアとその彼女を支えてあげている「あいのり」チームの唯一の生き残りのナンシーだけとなってしまう。彼らは放棄された基地を注意深く探る。もやがかかった建物を銃を構えて野郎二人が先導して進む。女子二人が後に続く。

 女子~ズは病室みたいなところを発見して、中で苦しんでいる妊婦の人を見つける。ナンシーが介抱してあげる。パトリシアは野郎二人に知らせに行こうとするが、隠れていたゾンビに髪の毛を鷲掴みされてしまう❗
 一方の野郎二人も銃を構えた白部隊に包囲される❗だが白部隊はトン吉(仮)と珍平(仮)を銃殺せずに取り押さえようとつっかかってくる❗でも簡単にボコられる。情けないぞ白部隊!Σ(×_×;)!

 ベッドで苦しがっている妊婦さんは産気付いていた。出産を手伝ってあげようとするナンシーを後ろから「だーれだヾ(・∀・)ノ」とがっちり掴んでナンシーの顔面をグチャグチャにしてしまう❗❕
 しかも妊婦の腹をぶち破って出て来る赤ちゃんまでも何で(゜〇゜;)か?ゾンビ化していてナンシーをめちゃめちゃにする‼️

 誰だ~(⌒‐⌒)


 パトリシアの髪を引っ掴んだのは元彼の変わり果てた姿であった❗このゾンビは何故(゜〇゜;)か?「死霊のはらわた」のイーヴィルデッドみたく話したり出来て意志が思考があるようです。「や~あパトリシア。感動の再会だね☀️まった一緒になれるね❤️」と迫るがパトリシアは容赦なくゾンビ彼氏を角材でドッ突いてツルハシでとどめを刺す❗
 野郎二人で結局7、8人はいた白部隊を全員やっつける。そしてパトリシアと合流する。だが今度は多くのゾンビたちに取り囲まれる❗何体かは銃殺するが、弾はあとわずかである。絶体絶命な彼らはガソリンを撒いて火を放ったり、ナゼか?トラックの下に落ちている手榴弾で倒したりするが、それでもなおゾンビ軍団はわらわらと集まってくる❗❕

 ところがトン吉(仮)は白部隊が乗ってきたと思われるヘリコプターを発見する❗何たる奇跡❕

 「夢みたい✨」と珍平(仮)が言っているがまさしくその通りかもしれない。ロメロの「ゾンビ」でも最後の脱出はヘリコプターだったし。トン吉(仮)がパトリシアを抱えヘリまでダッシュする。そしてエンジンをかける。珍平(仮)が援護射撃をする。だが弾切れになってしまい格闘戦になる。ヘリが少しづつ上昇していく。珍平(仮)は飛び乗りヘリの下部につかまるが干し草を掻き分けてまたもやサプライズ登場が好きなゾンビたちが珍平(仮)の足を引っ掴んで引きずり落としてしまう❗❕❕


 たちまちゾンビの群れに大量に馬乗りにされてしまう珍平(仮)。まるで「マトリックス」のエージェント・スミスの分身に大量に乗っかられたモーファイスのようです。その背後には白部隊が並んで銃を構えながらゆっくりとやって来る。
 珍平(仮)はあっちこっちを引っ掻き傷などで血まみれになるが、ゾンビの群れを振りほどいて走り出して、白部隊に手を振って「助けてくで~俺はまだ生きている!撃つな!」と懸命に生きているアピールをして走り寄るが、白部隊にはそんなん判断する余地なんか一切無いので容赦なくゾンビもろとも撃ちまくり結局殺されてしまうのであった😭⤵️⤵️


 トン吉(仮)とパトリシアだけが生き残り、飛んでいるヘリの中でラジオをつける。ラジオのおなじみのDJのブルー・ノートの放送を聴く。
 「こちらはブルー・ハート。2日目の平和な夜だ…不死の波動がわかるか?もう恐れることはない。これは新たな出発だ!俺の声を聞けばその意味がわかるだろう。今こそ……新たな世界。新たな時代が始まったのだ。新たな年。ゼロ年の到来だ❗❗これから忙しくなるぞ😃次は世界中の死んでいない人々……彼らに捧げる曲だ‼️静聴して聴けよ…」


 「ブルー・ハートもゾンビたちの仲間入りになったわね。私たちはとうしようか?」

 「闘うのさ❗」

 「私達、そのために戻るの?それとも闘うため?」

 「勝つためだ❗人類の勝利のために…………」








 



 サンゲリアの原題が「ZOMBIE2」だったので今度のこの原題は「ZOMBIE3」となっております。アンドレア・ビアンキの「NIGHT OF TERROR」も日本題には「ゾンビ3」と名付けられているのでまぎらわしいったりゃありゃしないですね😓😓(他にもクラウディオ・フラガッソ監督による「人食い地獄・ゾンビ復活」が「ゾンビ4」になってたりもします)
 ルチオ・フルチ監修にはなってますが、撮影序盤で早々と降板してヴィンセント・ドーンに引き継がれた経緯があるそうです。ですのでフルチらしさが感じられない。演出がおかしい?と言うよりは全くの別物と考えた方がいいかもしれません。ちょうどチョッと前に「バトル・ロワイアル2」も「バトル・ロワイアル」からの続きとして深作欣二監督がメガホンを取ったそうですが、やはり途中で倒れて降板してしまい息子の深作健太に引き継がれただけではないですが、最初に比べるとデスゲームとしての駆け引きや緊張感が薄々になってしまって単なる戦争ごっこ映画みたいになってしまった例があります。
 この「サンゲリア2」もかなりあれこれが変わっていて、前作がかつての正統派ブードゥーゾンビで押しまくるイケイケ残酷映画だったのに対してゾンビなのにあまり人肉をモシャモシャ食すシーンが少なかったり、動きがスローモーで緩慢なくせに高いところや草影なんかから急襲したり、やたらアグレッシブでアクション映画的なノリになっています。化学者の実験によりゾンビが大量発生してバイオハザード的な感じになるのはヴィンセント・ドーン監督がかつて撮った「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」にも酷似しています。焼却した煙が立ち上ぼり鳥に伝染るって発想だけは斬新かもしれません。後年に「バイオハザード」でも死肉をついばんだカラスが大量になって人を襲うシーンがありました。でもやっぱしちょっと前に全国公開した「バタリアン」みたいにも見えます。喋ったり意志があったりするようなゾンビは「死霊のはらわた」それに珍平(仮)の最後の死に様は「プラトーン」のようだし、何から何までオリジナル性が感じられず残酷なスプラッターな人体破壊描写もわりかし少ない⁉️⁉️ので物足りなさも感じるかもしれません。ちなみに音楽もゴブリンとかではなく、物々しい怖い((( ;゚Д゚)))音楽だった前作に比べてMTVとかでかかりそうな明るい八十年代風なロックだったりしてしらけます。
 でもこういうB級グルメの出来損ないみたいな駄作な印象を受けそうですがワタクシは好きなんですよね。真夜中にビールを片手につまみを食いながらこういったアホらしいけど憎めないそんな映画を楽しむのがオツなんですわ。


 いよいよ年の瀬も差し迫り、皆さまもとても多忙な日々をお過ごしかとは思いますがお身体に気をつけて頑張っていきましょう(*^^*)