バトル・ロワイアル(2000) | とし104の気ままに映画プログ2

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とうとう前ブログと通算して100作レビューをやっと果たします♪今後とも興味を持って頂いた方、ホラーB級映画等好きな方、暇で絡んでいただける方、何でもドンと来いな(^^)応援やいいね♪コメント等をやっていただけると、とっても励みになりますので今後ともよろしくお願いします。

今回もあまりマイナーではないと言うか、超メジャー作品ではありますが、個人的嗜好でupさせていただきます♪

新世紀を迎えた日本は失業率15%。犯罪は増加の一途を辿り、少年犯罪は特に多発する?!(なんで( ・◇・)?やねん) それに対処するために一つの法律が施行される!!
新世紀教育改革法?! 通称「BR法」というけったいなその法律は、全国の中学校3年のクラスから1つを抽選で選出し、とある閉ざされた無人島で最後の1人が決まるまでタイムリミット3日間殺し合いのデス・ゲームを強制させるという!!「デスレース2000」や「バトルランナー」にも似たような社会の不満や、政治に対する不信から目をそむけさせるために苦肉の策として編み出されたものであった! そしてBR法はテレビ中継されるぐらいに一般ピープルに熱狂させるほどの影響があったのだ!

白熱した今大会の優勝者は何と!女子~血染めのぬいぐるみを抱いてニッコリ笑っております~と実況される。このBR法は腕力や体力で勝る男子が有利とは限らないらしい?? さてこの次は.....
城岩学園3年B組の七原秋也(藤原竜也)は中学入学の日早々に父親に自殺されるという不幸な過去を持った男子だが、クラスには同じ施設育ちのマブダチ国信慶時もいるし、バンドマンでバスケも上手いときてるので、中川典子(前田亜季)をはじめ何人かの女生徒からも好意を寄せられている、いわゆるリア充の学園生活を送っていた。
そんな七原、中川たちも中学生活もそろそろ終わりの季節の頃、修学旅行に行くバスに乗り込んでいた。 以前に担任のキタノ(ビートたけし)をバタフライナイフで刺してしまって不登校になっていた国信も中川から誘われてはにかみながらも中川のことを好きな国信は修学旅行に参加する。
皆、和気あいあいのいいムードだが、行く先々にバスの車窓から自衛隊が物々しい警備を行っている?のが見える。
いつしかクラス全員が深い眠りに落ちる.....途中で目覚めた七原はガスマスクをつけたバスガイドに警棒でぶん殴られてまた意識を失う…


目が覚めた一同は、どっかの廃校の教室に集められていて、首に変な首輪を装着されているのに気づく! 教室の傍らには謎の老け顔の転校生(山本太郎と安藤正信)が黙って座っている!! そこへ悠然と銃を構えた自衛隊を従えて、前担任のキタノがやって来る。生徒ら何人かが叫んでるなか、ゆっくりと黒板に「BR法」と大きく書く。


「今日はちょっと皆さんに殺し合いをしてもらいま~す」????

イミフな生徒たちを尻目に淡々と転校生の川田章吾(山本)と桐山和雄(安藤)の紹介をして、ビデオ再生でバトル・ロワイアルの正しい戦い方を流す。説明するのはヱヴァンゲリヲンのアスカ役が有名なみやむーこと宮村優子♪ とってもノリノリです。 主なルールは、制限期間3日間、武器はランダムで選ぶ。銃や刃物とは限らない(誰がどこにいるか?の探知機や、ハリセン、鍋の蓋、防弾チョッキなどバリエーション豊富です)禁止エリアを時間毎に設けてそのエリアにいる人は装着されている首輪が爆発?!する!! この厄介な首輪は誰がどこにいるのかを識別するだけでなく、盗聴マイクも仕掛けられているスグレモンです♪

いきなり私語していた女生徒藤吉にキタノが「藤吉ッ~私語してんじゃね~」とナイフを投げつける!!藤吉のデコにぶっ刺さるΣ(゜Д゜)....「ごめんな~俺が殺しちゃ~反則だよなぁ~」とゆっくりとナイフを引っこ抜く。

たちまちパニックに陥り、教室内を右往左往する生徒たち。 自衛隊らが脱走しないように威嚇射撃をする。中川は手に銃弾をかすめて負傷する。怒った国信がキタノに歯向かっていくが、2年前のお返しとばかりにお尻をナイフでザックリ切りつけられてしまう。 騒ぎが静まりビデオを続けるが、国信がガリ勉そうな元渕と喧嘩をおっ始めたため、キタノはちょうどいいテストだ~みたいな感じで首輪の起爆スイッチをONにする。震えて「秋也~!」と助けを求める国信だが、首輪が爆発して即死してしまう((((;゜Д゜)))


キタノってまんまビートたけしの圧倒的な存在感が光ります。以前は生徒らに「キタノっ」と呼び捨てにされるくらい、国信にナイフで切りつけられても叱ることすら出来ないくらいにナメられていたのに、国家権力をバックに恐怖の王として君臨するかのように生徒たちを支配する&場の空気を支配する威圧感とカタルシスを感じます。 完全に生徒たちとの立場が逆転して、誰もキタノに逆らうことは出来ないのを悟った生徒たちは否応なしにゲームの土俵に参加させられることになる。 出席番号一番の赤松君(デブ)から呼び出され、武器と食料、コンパス、地図などが入ったスポーツバックを手渡され有無を言わさず出発させられる!! 七原は国信の死体と血まみれのデジカメ写真を後にして泣く泣く出発する。 校舎から出て直ぐに首をボウガンの矢で射抜かれた女子天童さんを発見する!

「七原くん~ど~しよー何これ~?!」と倒れる天童さん。 昨日まで笑い合っていたクラスメイトたちが生き残るために命懸けのデス・ゲームに身を投じていく!!
ある者は積極的に戦いに、ある者は好きあっている男女で自殺したり、ある者は隠れ潜んだり、またある者はこのシステム事態をぶっ壊してやろうと模索する者もいたりする。 その中でも特に異質な存在感を見せる転校生の(漫画では設定が違うが)桐山和雄(安藤正信)はクッチャクッチャガムを噛んでいて一言も口をきかない?! 最後の最後まで一言も口をきかない。 どう見ても怪しすぎる!中坊にはとても見えない(^^)(山本太郎の扮する川田章吾も)
川田章吾と桐山和雄はこのBR法進行ホスト役&効率よく進めるためにワザワザ連れてきたらしい? しかも川田が言うには、自分から面白がって志願してきたガイキチや~と云っている!! 冷静沈着に男子女子関係なく冷徹に生徒を次々に抹殺していくキラーマシーンと化している。 主役の七原くんやキタノとはまた違った存在感を放ち目立っている。 クラスの中でもヤンキーっぽい強面そうな連中に拉致られてマシンガンを突きつけられても全然ビビることなく、冷静にマシンガンを奪い取り、ヤンキー連中を瞬殺する(゜゜;) 更に彼らの武器の拳銃や手榴弾をかっさらい、自分のものにし、次なる標的を求めて行ってしまう!!



一方の七原、中川は行動を共にします。
中川のことを国信が好意を抱いていたのは前々から聴かされていたので、国信が助けを求めるのに何も出来なかったのを悔い、中川典子を守る決心をする。 負傷した中川のお手てを水で洗ってあげ包帯を巻きます。 七原は仲のいい三村(塚本高史)や杉村(高岡蒼甫)らと連携してクラスの皆で団結してこの悪夢の島から脱出しようと考えますが… 中川は意外に冷静に「はっきり云ってムリだと思う!私だって皆のことが怖いもん!」 そう!中川もクラスの中では大人しいほうなのか?イジメに遭っていた過去があったのだ(T.T)


「俺のことも怖いか?」と尋ねる秋也に「ううん♪秋也だけは別ぅ~」とちょいラブラブなところも見せる二人です。
「結局、クッキー食べてもらえなかったなぁぁ~」と
ボソリと云う中川。 そのクッキーはしっかりキタノがボリボリ食っていた!

さて投稿写真の限度が来てきたので次に移してまた続きを投稿したいと思います♪とりあえずまたヨロシク(^^)