「野猿返し」の名称・グレードは「関東周辺マルチピッチルートスーパーガイド ※菊池敏之編著 白山書房」を参考にさせて頂きました。
※トポなどの詳細が記載されていますので山行前にご覧になることをおすすめいたします。
「関東周辺 マルチピッチスーパーガイド」記載のグレード
1ピッチ目・・・Ⅲ+ 40m
2ピッチ目・・・Ⅳ+ 40m
3ピッチ目・・・リッジの歩き
4ピッチ目・・・5.7 40m
5ピッチ目・・・Ⅲ 50m
6ピッチ目・・・Ⅱ 60m
7ピッチ目・・・Ⅱ 80m
※私たちは上記のピッチ数を参考にしましたが実際はロープの流れを考慮して25m前後でピッチを切って進みました。
1ピッチ目
※クラックにカム2発(#1 #3)
2ピッチ目
1ピン目は立木にアルパインヌンチャク
2ピン目はクラックにカム(#1)
3ピッチ目
※リッジの歩き
4ピッチ目
使用したカム・・・#0.3 #0.4 #0.5 #0.75 #1 #2 #2 #3 ※#2は2発使用
※核心のピナクル手前の登攀は残置がないためカムを多めに使用しました。カムを入れやすいクラックはかなりあります。
5ピッチ目
6ピッチ目
※階段状の岩場
7ピッチ目の前半
7ピッチ目は距離が長いので途中でピッチを切っています。
7ピッチ目の中間部は薮っぽい樹林帯はコンテで通過
7ピッチ目の後半はⅡ級ぐらいの岩登り
※写真の岩場のところが野猿返しの終了点
野猿返しの終了点からはルンゼ内に懸垂下降
※着地点までは20m弱なのでロープは50m1本を使用しました。
下山です。
踏み跡は明瞭です。
渡渉
※行きは堰堤の上流を渡渉しましたが帰りは堰堤の下流を渡渉しました。
野猿ポーズで記念撮影
今回のコースです。
下山後は小海町の「八峰の湯(ヤッホーの湯)」で日帰り温泉入浴
¥700
山行記録No.432
2022年6月5日(日)
小川山 野猿返し
コースタイム
6:25 駐車スペース
↓
6:38 野猿返し取り付き
↓
11:15 終了点
↓
11:58 駐車スペース
【グレードの目安】
トップ・・・室内ジムのリードで5.10bか5.10c以上
セカンド・・・室内ジムのリードで5.10aか5.10b以上
※A0する場合は上記よりも下のグレードでも登攀可能です。
※あくまでも私個人の体感グレードですので参考程度にご覧頂ければと思います。体感なのでその時によって変わる可能性大です。
【ロープシステム】
8.6mm 50m 2本
※べアール「コブラⅡ 」
【カム】
ブラックダイヤモンド「キャメロットC4シリーズ」
※実際に使用したカム・・・#0.3 #0.4 #0.5 #0.75 #1 #1 #2 #2 #3 ※#1と#2は各2発
※クラッククライミングで使用するカムのサイズ・数量は個人の技術等により大きく異なる場合がありますのであくまでも参考程度にご覧頂ければ幸いです。
【ヌンチャク】
※実際に使用したヌンチャク・・・0本
※実際に使用したアルパインヌンチャク・・・2本
【靴】
アプローチシューズ・・・スポルティバ「TX2」
クライミングシューズ・・・イボルブ「デファイ」
【無線機】
デジタル簡易無線機・・・アイコムDPR7S