ストット怜さんとまたお話できました!
彼の「創造性を歩く」を読んで、純粋芸術と大衆芸術の境域にある鶴見俊輔の提唱する「限界芸術」(Marginal Art) という概念を思い出した。
怜さんは「箱庭ワークショップ」も以前に企画されていていたそうで(すごい!!)、これもモノと無意識をつなげる深く面白いそうな方法論!
また再度色々お話を聞きストットさんの直観力、調査、スタディーのすごい知的エネルギーと思考力、実行力にまた感心し感動しました!
(「箱庭ワークショップ」などは原初舞踏の方々とやったらすごい面白い(おそろしい?!)ところまでいきそうと思ってしまった(笑) )
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ストットさんと再度会う直前に彼と共有したいと思って私がメモっていた言葉が瀧口修造の「私は無意識というものはそれ自身、向物性(奇妙な言葉かもしれぬ)を持つと考えたいのだ」というもの。
瀧口修造はシュールレアリズムの動きを日本に紹介し、自身も無意識と創造活動の境域を探る詩的実験や造形制作を残していている。
(瀧口修造は武満徹のピアノ作品「遮られない休息」の同名の詩の作者でもある)
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いわゆる普通の純粋芸術や商業アートのコード化に収まらない領域での創造試行や呪術的なものを巡って話は深まったのですが、最近それぞれに加速度的に洞察・実践が深まっているのは何よりも原初舞踏の最上和子さんとの出会いによって「身体に直接きける」ようになったからだ!と二人で熱く同意したのでした!
追記:最上さんからもコメントいただきました!うれしい!!
稽古を通して生徒さん同士が仲良くなっていくの嬉しいな。 https://t.co/MN9lo8Sah2
— 最上和子 (@walhallahlaw) June 15, 2024