ドーム映像作品『HIRUKO』上映 (主演: 最上和子、飯田将茂監督) | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

本当に早いものでもう7月なんですね!

もうクワガタムシとかは近所で出てきているのかも?セミの羽化ももうすぐでしょうか。。

 

7/1(土) 15時より、「ぼくは川のように話す」(ジョーダン・スコット/シドニー・スミス) のご紹介、 ドーム映像作品『HIRUKO』上映&トークショー(主演: 最上和子、飯田将茂監督) の話、柴田淳「メロディー」なども歌います!

https://twitcasting.tv/c:tohman

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「ぼくは川のように話す」(ジョーダン・スコット/シドニー・スミス) は吃音のある詩人をささえた少年の日のできごとが描かれる。

「朝、目をさますといつも、語句のまわりはことばの音だらけ。

そして、ぼくには、うまくいえない音がある。」

 

僕を救った父のことばと「川」の風景。その心象にきらめく内から湧き上がった光で抱きとめられたような絵がまたとても美しい。

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原初舞踏の最上和子さんが主演、飯田将茂監督による、プラネタリウムを会場とした ドーム映像作品『HIRUKO』をついに拝見できた!異次元の全感覚的な深い時間だった。

プラネタリウム空間の思った以上に立ち上がる穹窿の天井!見上げるということは視覚の種類も全く違う完全に別の感覚体験だった。暗黒の穹窿天井に浮かび上がる像は、距離感と大きさの感覚が体験したことのない奥行きに投げ込まれる。

一言では包括的にはとても語りつくせないが、冒頭のメジナの絶命までの姿は、なぜか釣りなどで同じ姿をみるときに私が感じる、通常の映像ではとらえられない体験の何かを確実にとらえていた。(「踊りを映像では撮れない」と最上さんや飯田監督、ゲストの松井至さんが繰り返しいわれている内容の意味がこのシーンでわかったような気がしてる)

 

献花か鎮魂の葬列とも感じ取れるシーンの壮麗で深い時間。

そして、歌がまたすばらしかった。メインで歌い続けられていたのは最上さんご自身で最上さんの身体の内側の清麗な安定と深みが聴こえてきて感動した。

ご自身の手作りの衣装の色調と造作がまたすばらしかった。最上さんの身体の延長になって怪しく生命的に実存してうごめく。

ゲストの松井至さんを迎えてのアフタートークがまた極めて濃密で一字一句メモしたいくらいだった。是非アーカイブでまたみたいです。

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何か最近、柴田淳さんを繰り返して歌ってるんですが「メロディー」「真夜中のチョコレート」とかは、洗練されたジャズチューンみたい!その流れでなぜか美空ひばりもまた歌いたくなってます?!(どういうつながりだろう?!(笑))

 

ツイキャス録画は以下↓↓