Gordon Lightfoot - "If You Could Read My Mind" (Live TV performance)

ご無沙汰しておりますm(__)m

さてさて・・・音楽の形態も時代とともに変わっていきますが、人が心地良いと感じるメロディーや音色は限られています。

その中で、いかにして人々の心に届くように音を組み立て、アレンジしていくか。
そこが曲作りの面白さの一つかもしれません。

日本のアーティストのバウンディは、「現代のオリジナルは、散らばったピースを面白くハメること」と言ってますが、その通りだよなぁと。

どのジャンルの音楽も出尽くした感がありますが、今はアプリで既存の音を組み合わせて、簡単に曲が作れます。
バンドで「せーの!」って、音を合わせる必要も無い。
これって、80年代にサンプリングしたトラックにラップを乗せるようになって急速に広まったような気がします。

ところで、今日は3曲載せますが、2曲目以降は前の曲を元にして作られたと思われます。

1曲目は、昨年の今頃亡くなったゴードン・ライトフットというカナダのカントリーミュージシャンの曲。
とっても切ない曲です。
カントリーって、日本の演歌のように切ない曲が多い気がします。

The story always ends
If you read between the lines
You'll know that I'm just trying to understand
The feeling that you left

物語にはいつも終わりがあるよね
もし君が察してくれるなら
僕は君が失った想いを理解しようとしてるのは分かってくれるかな


Duran Duran - Save A Prayer (Official Music Video)

続いて、デュラン・デュランの初期のヒット曲。
とても好きな曲なんですが、内容は一夜限りの恋の歌です。
モーションかけてきた女の子を誘って、一晩楽しむという恋の話。

メンバーによると、曲の構成は最初のゴードン・ライトフットの曲をヒントに作られたそうです。
全然分からなかった(笑)。

ところで、「セイブ・ア・プレヤー」は、「祈る人を守る」という意味ではないです(笑)。
この場合は、「祈りの言葉をクチにしないで」という意味です。
「God bless you!」(神のご加護を)って、「さようなら」と言う時にも使われるので、「朝までさよならは言わないで」ということかな?なんて思いました。

で、最後の曲。


GRAPEVINE - Two

先日、ヘディガンズとのツーマンライヴを見に行ってきたグレイプバイン。
思いのほか良かったので、7月の日比谷野音のワンマンも予約してしまったw
残念ながら、最後部の立ち見しか取れなかったけど(泣)。

この曲はサビのメロディーがデュラン・デュランの「セイブ・ア・プレヤー」っぽいです。

メンバーは私と同年代のアラフィフで、聴いてきた音楽も似てるのか、バインの曲を聴くと「お!」と思うことが多いです(笑)。
最近はサイケやプログレ、ビートルズ、R&Bやフュージョンの影響が顕著です。

そうやって、音楽は受け継がれていくのかもしれませんね。
元ネタが分かると、また楽しかったり。

7月の野外、まだ梅雨の時期ですが、今から楽しみです🎵

GRAPEVINE - 阿 (Live at KT Zepp Yokohama 2021.08.26)

こんにちは。
昨日は久々にライヴに行ってきました!
グレイプバインとヘディガンズの対バンでした。
ヘディガンズはサチモスのヴォーカル、河西洋介がいる新しいバンドです。

それにしても、グレイプバインは「さすが!」でした。
最近の曲がメインで、古い曲はあまりやってくれなかったけど、楽しかったからOKです。

上の曲はベースラインが「ミッション・インポッシブル」のテーマ曲みたいでカッコいいですよね。

最初のほうの浮遊感のあるキーボードは昔のピンク・フロイドのようで、サイケデリックな空気を醸し出し、別世界へのトリップを誘います。

高揚感のあるエモーショナルなギターのフレーズもカッコいい。

メロディー重視の歌ものだけじゃなく、バンドアンサンブル重視で、楽器帯が一体になって攻めてくる密度の濃い空気感の曲も良い。
それがバインの良さかな?

近年、音楽はDTM(打ち込み)で完結して、生の演奏を聴かせるバンドが減ってきてると言われています。

B'zの松本さんのインタビューを見てたら、アメリカはそんな感じだと言ってました。(松本さんはLA在住)
「生楽器に差し替える前のデモテープみたい」だと。

そういう時代なのかもしれないけど、バインのライヴを見てると、やっぱりメンバーが音を奏でて、一つの音像を作り上げていく過程や一体感、空気は良いなぁと、つくづく感じました。

ヘディガンズも似たような方向性にあると思いましたが、曲はさらにマニアックでディープな感じ。

ロックを軸にソウルやファンク、サイケを取り入れてるのはサチモスと同様ですが、さらにサイケデリックで、コマーシャリズムに迎合しない音。

まだ結成されて間もないせいもあるだろうけど、ライヴや曲作りを重ねて、これからどう変わっていくのか楽しみです。

バインは演奏もタイトだし、聴かせることを意識して曲が作られてるのを感じました。
リズムの安定感もさすが。
この安定したリズムがあるから、いろいろ遊べるんでしょうね。

昨日はツーマンライヴだったけど、次回はバインの単独公演を見に行きたいです。

Thee Michelle Gun Elephant - (Live) The Birdmen

こんにちは。

最近、好きだったバンドのメンバーが立て続けに亡くなって、本当にショックです・・・
泣きたいです😢

ミッシェルのギター、アベフトシが亡くなった時もショックでしたが、まさかチバユウスケまで・・・言葉もありません。

心からご冥福をお祈りいたします。

ミッシェル、ラスト・ライヴ最後の演奏・・・

Thee Michelle Gun Elephant - (Live) World's End(世界の終わり)

世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる

世界の終わりが そこで見てるよと
紅茶飲み干して 君は静かに待つ
パンを焼きながら 待ち焦がれてる
やってくる時を 待ち焦がれてる