GRAPEVINE - 阿 (Live at KT Zepp Yokohama 2021.08.26)
こんにちは。
昨日は久々にライヴに行ってきました!
グレイプバインとヘディガンズの対バンでした。
ヘディガンズはサチモスのヴォーカル、河西洋介がいる新しいバンドです。
それにしても、グレイプバインは「さすが!」でした。
最近の曲がメインで、古い曲はあまりやってくれなかったけど、楽しかったからOKです。
上の曲はベースラインが「ミッション・インポッシブル」のテーマ曲みたいでカッコいいですよね。
最初のほうの浮遊感のあるキーボードは昔のピンク・フロイドのようで、サイケデリックな空気を醸し出し、別世界へのトリップを誘います。
高揚感のあるエモーショナルなギターのフレーズもカッコいい。
メロディー重視の歌ものだけじゃなく、バンドアンサンブル重視で、楽器帯が一体になって攻めてくる密度の濃い空気感の曲も良い。
それがバインの良さかな?
近年、音楽はDTM(打ち込み)で完結して、生の演奏を聴かせるバンドが減ってきてると言われています。
B'zの松本さんのインタビューを見てたら、アメリカはそんな感じだと言ってました。(松本さんはLA在住)
「生楽器に差し替える前のデモテープみたい」だと。
そういう時代なのかもしれないけど、バインのライヴを見てると、やっぱりメンバーが音を奏でて、一つの音像を作り上げていく過程や一体感、空気は良いなぁと、つくづく感じました。
ヘディガンズも似たような方向性にあると思いましたが、曲はさらにマニアックでディープな感じ。
ロックを軸にソウルやファンク、サイケを取り入れてるのはサチモスと同様ですが、さらにサイケデリックで、コマーシャリズムに迎合しない音。
まだ結成されて間もないせいもあるだろうけど、ライヴや曲作りを重ねて、これからどう変わっていくのか楽しみです。
バインは演奏もタイトだし、聴かせることを意識して曲が作られてるのを感じました。
リズムの安定感もさすが。
この安定したリズムがあるから、いろいろ遊べるんでしょうね。
昨日はツーマンライヴだったけど、次回はバインの単独公演を見に行きたいです。