そろソロ一歩 -4ページ目

そろソロ一歩

ブログタイトルの“そろソロ一歩”とは、遅ればせながら人生の再スタートで一歩を踏み出そうという気持ちを込めました。
そして、日頃単独行動が多いため「単独=ソロ」という意味合いもあります。

3年前は長者原から平治岳と三股山に登ったが、虫害の影響でミヤマキリシマの花付きはイマイチだったのが残念。

今年は良さげという情報で、6月最初の週末は好天が続くらしいので、急遽行ってみることにした。

1日の午後に家を出て、羽田から空路で大分空港に向かった。

登山は2日に日帰りで牧戸峠から星行山~久住山~扇ヶ鼻と回遊することにしたが、土曜日なので混雑は必至だろう。

 

ミヤマキリシマのシーズン中の週末は、早朝には登山口の駐車場は満車になるということで、前夜のうちに入っておくことにした。

大分空港からレンタカーを借りて登山口の牧ノ戸峠に着いたのは22時頃。

駐車場は7割くらいの入りで、トイレもあるので車中泊の人が多い。

車内でコンビニ弁当を食べ、明け方まで車内で睡眠をとった。

 

まだ、人があまり動き出さない早朝5時に牧ノ戸峠登山口を出発。

しばらく舗装の道を登ると、東屋のある展望台に着いた。

三股山の左肩から朝日が昇り、遠く由布岳の双耳峰も望めた。

 

沓掛山へ途中の展望台より由布岳を遠望する

 

沓掛山より阿蘇山を望む

 

沓掛山から行く手左に星生山がシルエットになってそびえ、西に遠く阿蘇の山並みが横たわっている。

ちょっとした岩場をハシゴで下ると穏やかな尾根道となり、周囲にミヤマキリシマがちらほら。

扇ヶ鼻の分岐で先に扇ヶ鼻へ行くか迷ったが、帰路に寄ることにしてまずは星生山へ向かう。

西千里浜手前から尾根に取り付いて、ちょっと手強い急登を越えると眺めのよい稜線に出た。

右手に鋭鋒の久住山が突如現れてハッとする。

 

星生山山頂より三股山を望む

 

星生山山頂直下のミヤマキリシマ群落

 

人で賑わう星生山山頂に着く。

噴煙を上げる硫黄山を挟んで三股山が大きい。

山頂南側直下にはミヤマキリシマの群落が見事だ。

扇ヶ鼻の山頂付近がピンクに染まっているのがハッキリ分かる。

このまま引き返して扇ヶ鼻へ行きたい衝動をガマンし、久住山へと向かった。

 

星生山山頂部を振り返る

 

星生山山頂付近より三股山を望む

 

星生山山頂付近より久住山を望む

 

星生山山頂からミヤマキリシマに囲まれた尾根道を進み、星生崎の岩場を下って久住分れの分岐に下り立った。

ここは九重連峰登山の要衝でもあるのでさすがに人が多い。

日帰り軽装からテント泊重装備の人まで、老若男女様々な登山者が行き交っている。

ひと息入れて久住山への登りに取り付いた。

 

久住山分れより久住山を見上げる

 

久住山山頂付近のミヤマキリシマ群落

 

星生山と扇ヶ鼻をバックに久住山山頂にて

 

久住山山頂付近より三股山と北千里浜を望む

 

ゴロ石斜面をひと登りで山頂直下の分岐に出ると、南側にはこれまた見事なミヤマキリシマの群落。

これは凄い、とその場をなかなか離れ難くも、岩礫の稜線をたどって2度目の久住山山頂へ。

 

初めて登頂したのは、まだ肌寒い4月上旬だった。

すがもり越から北千里浜への下りで雪に降られ、たどり着いた法華院山荘は私1人の貸し切り。

そうそう、坊ヶつるで犬に懐かれて、ここまでついて来ちゃったなぁ~(笑)。

多くの登山者が憩う山頂で、初登頂した時のことを懐かしく回想する。

 

西千里浜よりミヤマキリシマに染まる星生山山頂部を見上げる

 

西千里浜より扇ヶ鼻を望む

 

久住山を後に久住分れに戻る。

先ほどよりさらに人が増しているようだ。

ここには避難小屋とトイレがあり、100円のチップを払ってトイレを拝借。

西千里浜から扇ヶ鼻分岐まではひっきりなしに登山者の列が続く。

好天の週末、ミヤマキリシマの見頃であることから、ある程度は覚悟はしていたが…(汗)。

 

扇ヶ鼻への登りに広がるミヤマキリシマ

 

 

扇ヶ鼻山頂付近のミヤマキリシマ群落

 

 

扇ヶ鼻山頂部のミヤマキリシマと星生山を望む

 

人でごった返す扇ヶ鼻分岐から扇ヶ鼻に登る。

途切れることのない人並みに心が折れそうになるが、山頂手前の景観に息を飲んだ。

まるで一面ピンクのじゅうたんを敷き詰めたかと思うほどのミヤマキリシマである。

これには感動を通り越して興奮してしまった。

九重山群中、ミヤマキリシマのビュースポットということは知っていたが、まさかこれほどとは…。

写真を撮ってばかりで、なかなか歩が進まず(笑)。

背景の久住山から星生山へと連なる山並みもいい感じである。

 

扇ヶ鼻山頂より左から星生山、中岳、久住山を望む

 

扇ヶ鼻山頂部より久住山を望む

 

 

 

後ろ髪引かれる思いで扇ヶ鼻山頂を後にする。

相変わらず人、人、人の群れ…。

花も凄かったが、人も凄かった(笑)。

 

扇ヶ鼻分岐から牧ノ戸峠までの道も人が途切れることはなかった。

明日は日曜日なので、これから登って法華院山荘泊まりか坊ヶつるでテント泊する人も多いようだ。

 

沓掛山付近の展望台より牧ノ戸峠と涌蓋山を望む

 

沓掛山付近の展望台より三股山を望む

 

牧ノ戸峠登山口に戻ってきた

 

14時25分、牧ノ戸峠の登山口に帰り着いた。

さすがにこの時間になると暑い。

自販機でジュースを買って飲み、汗まみれの登山ウェアを車内で着替えた。

駐車場は相変わらず満車で、売店前には多くの登山者が休憩していた。

 

車を走らせて温泉へと向かう。

牧ノ戸峠からやまなみハイウェイを長者原方面に下っていくが、駐車場に入りきれない車が道路わきの空地をすべて埋め尽くしていた。

かなり下から歩かされることを考えると、やはり前夜のうちに駐車場に入っておいたのは正解だった。

 

長者原から玖珠方面にやや走った所にある、「馬子草温泉きづな」で山行の汗を流す。

お湯はかなり温めだが、露天風呂からは九重連山が眺められた。

 

「馬子草温泉きづな」

 

3年ぶりの九重山は好天に恵まれ、ミヤマキリシマの花期もジャストで珠玉の山行を堪能できた。

また、訪れる機会があったら、今度は大船山辺りを巡ってみたい。