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そろソロ一歩

ブログタイトルの“そろソロ一歩”とは、遅ればせながら人生の再スタートで一歩を踏み出そうという気持ちを込めました。
そして、日頃単独行動が多いため「単独=ソロ」という意味合いもあります。

ある人のブログに最近イチオシの男性シンガーソングライターのことが書かれていたので、ようつべで聴いてみた。

何やら人生の応援歌っぽい使い古した言葉の羅列に、未来への希望や自由だとかがてんこ盛りの歌詞。


「ああ、こういうの苦手だ‥」


即座にそう思った。


PVもありがちな日常生活で辛い思いをしているサラリーマンや学生を引き合いにしている。

こういうPVを作る時点で自分は特別な存在、承認欲求や自己顕示欲の裏返しだと見え透いちゃっている。

1つ褒めたいのは、見た目も心も自分をキレイに魅せることに関しては長けていると思う。

そうやって、自分を特別な存在だと思わせて、衆生の心を掴むことが快感なんだろう。


こういう手合いのアーティストが異口同音に口にする最も好きなコトバ。

それは、


「自由」


そもそも人間に生まれたこと自体自由ではない。

仏教の「生老病死」ではないが、自分の意志で人間に生まれたわけではない。

意志はある程度コントロールできても、生身の肉体や意志に関係なく湧いてくる感情はどうしようもない。


現実世界も同様だ。

身近な他人から学校や会社といった組織、ひいては国家に至るまで自分の意にはならないし、そうしようとすればするほど確執が生まれる。

そして、社会教育という他者から与えられた価値観に翻弄されてしまう。


人間社会だけではない。

昨今の自然災害を見ればこれはもう人知の及ぶものではない。

どんなに幸せであろうが不幸であろうが、自然は無慈悲である。

いや、人間の意志が作り出した「自由」という幻想がない分、自然の方が本当の意味で「自由」かもしれない。


個人的には自由という概念に縛られないようにしたいと思う。

「自由」という耳触りのいいコトバは非常に危険である(笑)。

時には人を暴走させ、とんでもない方向へ導く麻薬みたいなものである。


俺ってなんて卑屈なんだろう(笑)。


先のシンガーソングライターは「明日はきっといいことが‥」と歌っているが‥。


「見てごらん、キレイな虹が出ているよ」

「あ、そう」

「…」


まあ、現実はこんなもんである(笑)。