日本百選めぐりの旅で九州遠征・第2弾~大吉方のお水取り(その3)~ | そろソロ一歩

そろソロ一歩

ブログタイトルの“そろソロ一歩”とは、遅ればせながら人生の再スタートで一歩を踏み出そうという気持ちを込めました。
そして、日頃単独行動が多いため「単独=ソロ」という意味合いもあります。

阿蘇五岳の1つ烏帽子岳を登って阿蘇山西麓の菊池渓谷を訪れたことで、午前の前半戦は終了。

さて、午後は日本の滝百選「数鹿流ヶ滝」探訪で後半戦のスタートとする。


この「すがるがたき」という音読しにくい滝名だが、史実によれば建久2年(1191年)、この地で行われた巻狩り(狩場を多人数で囲い込んで追いつめる当時の狩猟法)の際に、数頭の鹿がこの滝から流れ落ちたことから名付けられたという。

つまり、そのまんまである(^_^;)


さて、この数鹿流ヶ滝は熊本県内の幹線国道のすぐ脇にあるので、難なく見れるだろうとタカをくくっていた。

菊池渓谷を後に県道45号を来た方向に戻り、阿蘇外輪山の西側を通る県道339号(ミルクロード)をドライブして赤水へと下る。

ここから国道57号を黒川沿いに下流にやや進めばほどなく滝に到着、‥のハズだったが?


「あれ?滝はどこ??」


と思った瞬間、左手奥に小さな「数鹿流ヶ滝」の駐車場看板を発見。


「あっ、あれかい?数鹿流ヶ滝‥」


と気付いた時にはすでに駐車場入り口を通過してしまっていた。

この場所は国道57号と325号の阿蘇大橋交差点手前で、看板は325号に左折するレーンのさらに左奥に小さく表示されていたため見落としてしまったのだ。


しかも、日曜日で観光のマイカーやバスが多く、県内でも主要な幹線国道の交差点とあってか渋滞に近いほど交通量が多い。

なので、すぐにUターンして駐車場に入り直すのもままならない‥。


仕方なく一旦国道325号に左折して阿蘇大橋を渡り、黒川左岸沿いの細道を滝のやや上流の橋を渡って再び国道57号に戻るという“ゴーアラウンド作戦”で復帰することにした。

ちなみに、阿蘇大橋を渡る際にチラリと滝が見えた。

しかし、橋からだと距離があって遠望になり、加えて交通量の多い国道で歩道が狭く、やたらと高い金網フェンスがあるため観瀑には不向きである。

ちなみにこのフェンス、後日気になって調べてみたら恐ろしい事実が‥(((゜д゜;)))

当日はそんな事など知る由もなかった。


カーナビの地図で見当を付けて狭い路地をウロウロ走り、やっと滝駐車場手前に戻れそうな細道に出て国道57号へ。

なかなか途切れない車列にイライラしつつ、何とか国道57号に復帰、よしっ!これで!と思ったのだが‥。

あろうことか、またしても駐車場入口を通過してしまった(>_<)


「あ~、やっちゃった~~」


慌てて左折レーンの路肩に緊急停車。

もう1回“ゴーアラウンド”をやり直す気力も時間もない‥。

そうだ、駐車場入口まで10メートルほどだから、このままちょっとずつバックすれば‥、と思ったら、何と私の後ろにピッタリ駐車する車が( ̄□ ̄;)

私と同じ滝見物が目的なのか?と思ったが、ただ休憩しているらしくて当分動きそうにない。


もう、開き直りである。

幸いこの左折レーンは交通量は少なく、さらにその路肩は広めなので、通行の支障になることはあるまい。

あまり褒められたことではないが、ここに路駐して速攻で滝を見て来よう。

カメラなど必要最小限の荷物を持ち、いそいそと滝へ向かった。


14AF-0006
国道57号沿いの滝入口の駐車場。もうちょっと分かりやすいといいのだが‥


14AF-0001
滝展望台への遊歩道。初めは国道に沿って緩やかに下っている


14AF-0005
遊歩道入口より見る阿蘇大橋。橋上からも滝が見えるのだが‥


滝へは駐車場から国道に沿って戻るように遊歩道が延びている。

しばらくして遊歩道は川の方向へ向きを変え、傾斜を増しながら下っていくと、5分ほどで展望台に着いた。


滝は展望台から見下ろすように眺めることになるが、落差60メートルのわりにはかなり大きく感じた。

水量は少ない方だと思うが、これはタイミングなので仕方がない。

それでも、垂直の断崖をストレートに落ちる姿は見事で、距離が離れていても意外なほど水音は大きい。

写真で見たような豪雨直後の増水した滝は、実際に見たらさぞかしスゴイんだろうなぁ。


14AF-0002
日本の滝百選「数鹿流ヶ滝」(熊本県南阿蘇村)


14AF-0003
展望台から数鹿流ヶ滝を見下ろす。滝壺はかなり広い


14AF-0004
滝展望台の看板。右手の大木の右側からだと滝が良く見える


すぐ脇の国道57号はあれほど観光のマイカーがひっきりなしに通るのに、この滝に訪れる人は少ないようだ。

みんな阿蘇方面に向かうのか、途中のこの滝はスルーされてしまうのだろう(まあ、案内標識が分かりにくいこともあるが‥)。

日曜日にもかかわらず、この展望台にいたのは私だけで、帰りに遊歩道で若いカップルとすれ違っただけだった。


ちょっと、この滝のレポートを長々と書いてしまったので、「南阿蘇村湧水群」「白川水源」については次回ということで‥。