おはようございます。中野です。
昨年や一昨年の試験問題はやりましたか?
あまり古い年度の試験問題まで遡る必要はありませができるだけ早い時期に解いてみてください。
すでにテキストも進み、過去問学習、一問一答、
肢別問題集をやっている方はある程度解くことが
できると思います。
しかし、あれ?
肢別問題集では解けるのに、肢別問題集と全く
同じ問題が選択肢の一つなのに五肢択一になると
解けなくなるということがあります。
肢別問題集だと、その問題について ○か✕ を
答えるだけです。
五肢択一だと あれ? この選択肢もあっている
ような気がする。
最終的には2つに絞り込むことができ、どちらかが
正解と思うけど。。。
という感じになる人がいると思います。
何故そういうことになるか?
それはきちんと理解していないからです。
アガルートの合格者インタビューで多かった内容で
昨年は条文学習をしていませんでした。
問題をみて何となくこれが正解かな?と
思うけど自信をもって答えられなかった。
です。
今なら間に合います。
面倒でもテキストで条文番号がでたら六法をひく、
問題の解説で条文がでたら六法をひく
慣れてきたら出てきた条文の前後にも目を通す。
たまには素読してみる。
これを繰り返してください。
何故 条文が大切か?
試験は条文と判例から出題されます。
条文あら問題が作られるということはその条文の
作りを頭に入れていないと解けるわけがありません。
たとえば
○○○のとき、または△△△のときは□□□することができる。
ただし✕✕✕のときはこの限りでない。
という条文があったとします。
そして過去問に
○○○のときに限り□□□することができる。
とあったら間違いですよね!?
だって△△△のときも□□□できるし
○○○でも✕✕✕のときは□□□できないんですから。
過去問だけやってると条文の一部しか勉強できないんです。
試験を作る人の立場に立って考えると
受験生は過去問をやってくるから過去問で問われたことがない問題を出そう。
と思いますよね。
試験問題作成者は合格者を10%前後に調整しなければいけないんです。
相手はプロです。プロの立場に立ってしっかり勉強しましょう。
過去問をやるときも
この問題は△△△のケースも□□□できるから
間違い。
また、○○○や△△△のときでも✕✕✕のときは
□□□できない。
と頭の中で言えるようにしましょう。
記述では
2条以降にも条文がある。
条文に但し書きがある。
のが問われやすいです。
だから頭の中で言えたとしても、必ず六法を
引いて前後の条文も確認する。
条文の内容をこれでもかって感じで記憶しましょう。
判例と条文が一緒になってる六法もあります。
効率良く勉強できるので参考にしてみてください。