Vリーグ女子各チームの退団選手が発表される黒鷲旗前後のタイミングから少し遅れて、眞鍋JAPANのOHである和田由紀子(22歳・174cm)が所属先だったJTを退団することを表明しました。
ちょうど今は代表の米国合宿が終わった直後ですから、このイレギュラーな退団は、既にリベロ小島やセッター松井の参戦が決まっているLOVB(米国新規プロリーグ)へのチャレンジかもしれません。それというのも和田は昨年のVNLアメリカ戦で32得点をあげて日本代表勝利の立役者になっており、そのことは当然米国女子バレーボール関係者の目に留まっていると思われるからです。また今回の合宿中にチームメイトだったアニー・ドルーズ選手(米国代表)と現地で少なからず交流があったようで、彼女の後押しもあってオファーを受けた可能性があります。国内移籍にしてはタイミングがおかしいこともありますしね。
まだ憶測の域ですが、これだけ有力選手の目が海外へ向いていくと、SVリーグ(日本の新規プロリーグ)の集客へも影響しそうでやや心配です。