関が海外リーグ挑戦のため東レを退団 | 福永英樹ブログ

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 先日のブラジルメディアによる「関菜々巳選手 イタリア セリエA イモコ移籍情報」が事実であることが、東レアローズの正式発表で分かりました。本人の『海外リーグへ挑戦したい』という強い要望を東レサイドが受け入れ、2月29日付けで正式に退団するとのことです。関本人のコメントを見ると、東レ関係者への深い感謝の気持ちを抱きながらも、悩んだ末に『悔いのないバレーボール人生』を送ることを優先したそうです。唯一の心残りは優勝できなかったことだそうで、それは我々ファンも同じ思いですね。


 さてこうなると移籍先は既にブラジルやポーランドで取り沙汰されているイモコに違いなく、このチームの現セッター ジョアンナ ウォラシュ選手もそれを予感させるコメントをポーランドメディアへ出しています。ただ昨年の石川真佑選手のケースを振り返ると、イタリア語の学習に加えて自動車運転免許も慌てて取ったようですから、もしかしたら関も今非常に多忙かもしれません。東京都にあるナショナルトレーニングセンターにおける日本代表の合宿は、おそらくVリーグ決勝(3月3日)の前後にスタートしそうですから、1日も無駄にできないハードスケジュールになりそうです。また日本代表登録選手の発表についても、同時かその直前になると予想します。


 残されたアローズ女子の選手たちがどうなるのか非常に心配ですが、それは東レがSVリーグに承認されるか否かまだわからないため、現段階では何とも言えません。何はともあれ、今は関菜々巳のさらなる飛躍に期待することにしましょう!