全勝チームに健闘(JT戦) | 福永英樹ブログ

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 東レアローズのVリーグ2023/24レギュラーラウンド第21戦はJTとの対戦でしたが、負けたものの好試合となりました。


1‐3(21‐25、22‐25、25‐22、17‐25)


■東レ・先発オーダー

ヌワカロール タナパン 谷島

深澤  大崎   関

L松岡


 ■東レ・セットごとの出場選手

中島ー□□□

タナハン■■■■

関 ■■■■

吉野□□■■

真鍋□□□□

大崎■■■■

西川□ーー□

深澤■■■■

ヌワカ  ■■■■

古川ーーーー

谷島■■ーー


■東レ・主な個人得点数

ヌワカロール23、深澤15、タナパン6、大崎5、谷島3、西川3


■戦評・感想■

 第1セットスタートから連続ブロックされ、ドルーズのエースもあり先行されます。大崎もサーブでやり返しますが、サンチァゴが速攻にブロックに躍動します。二枚替えで入った西川が姉と打ち合う場面もありましたが、徐々にブロック力とディフェンス力と繋ぎの差が出て引き離されます。最後はドルーズにねじ伏せられてこのセットを先取されます。第2セットも塩出のサーブで連続得点を許すスタートとなり、焦った東レにミスが頻出するようになります。マークされたヌワカロールも得点できなくなりますが、JTにもミスが出始め中盤差が縮まります。東レが新リベロ松岡に加え吉野と中島を後衛時に投入して何とかレセプションの安定をはかりますが、最後は内定サイドの宮部妹にスパイクを決められこのセットも連取されます。吉野を先発させた第3セットは、ドルーズと田中にアタックミスが続き序盤東レが先行します。すぐに吉野がドルーズに連続ブロックされ追い付かれそうになりますが、深澤もヌワカロールもスパイクで踏ん張ります。最後は大崎のブロックとヌワカロールのスパイクでこのセットを取り返します。第4セットはJTが故障から復帰したばかりの籾井と内定宮部を先発させます。ドルーズとサンチァゴのサーブで先行を許しますが、田中と林がコートにいないJTもそれほど粘りがなく接戦となります。しかし二枚替えで投入された和田にスパイクとサーブで引き離され、東レにもミスが出ます。最後はサンチァゴのスパイクで残念ながら敗戦しました。


 林がベンチ外でドルーズに疲労の色が見られたとはいえ、深澤が攻守に踏ん張ったことにより全勝チームから1セット取りました。谷島もそうですが、やはり若い選手は頑張れば頑張っただけ成長してくれます。残り試合は来週の一つだけですが、徐々に光は見えてきたのです。そして最低限の人員でよくここまで戦ってきたものです。ただ問題は今のチーム体制が来季も維持できるかどうかですが・・・。