開かずのカーナビ | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

私は、行ったことのない場所・通ったことのない道なんかが好きです。

クルマにも一応ナビが付いているにはいるのですが、

福岡で中古車屋をやってる実家から、妻が舞鶴まで運転してフェリーで北海道まで持ってきたマイカーの付属品であり、

何年もアップデートしてないせいか地図の更新すら行うことが出来ず、あまり使い物にならないのです。

データが古いので、とっくに潰れてなくなってしまった店が普通にあったり、既に開通した道路が通行止めだったりするため、信頼性に欠けます。

当然、言語入力機能など付いておらず、新規目的地登録の際は、都道府県からタッチパネル入力しなければならないためダッシュボード内に畳み込む形で収納しています。(※そういう仕組みになっています。)

開かずのカーナビです。
そこでグーグルマップが役に立つのですが、スマホホルダーを固定できるスペースがなく、以前はダッシュボードの上にスマホホルダーを固定して使用していましたが

日当たりや熱周りの関係で3時間もクルマを走らせていると、すぐにスマホが過熱してしまい、スマホ自体が操作不能になってしまいます。

そこで、エアコンのインテークダクトのフィンを挟み込んで取り付けるタイプのスマホホルダーを買ったのですが、

釣りや廃墟巡りなんかをするときなどに走行する必要のある凹凸の激しいサーフなど、

激しいオフロード走行や峠道でドリフトをすると、すぐに吹っ飛んでしまい、プラスチック部が破損してダメになってしまいます。

なので股間に挟んでクルマを運転するのですが、股間だってそこそこ熱くなるので、ドアポケットにエアコンの冷たい風を当てて、ドアポケット→股間→ドアポケット→股間を繰り返すことで

スマホの温度管理に気を使いながら、札幌から知床までクルマを走らせたりしているのです。

更にはルートが目視で確認できる絶妙な角度を保つため、常に股間に力が入ってしまい

知床に着く頃には股間が疲れ果て磯場を歩き回るエネルギーなど残って居らず

一眠りして次の日の朝から釣りをするような感じになります。
こうして私はグーグルマップのお陰で本当に助かっているのですが、

たまにタイヤが嵌まったら自力では抜け出せそうにないサイズのビビが続く道や、クマが出そうな山道など、全く生活臭のない酷道に誘われることがあり、ビビります。

ただ、次も同じ道を案内されるとは限らず、二度と通ることがないであろう、幻のようなルートや、新しい発見があるなど、

結局のところ、グーグルマップは最高だなぁ…

と思う今日このごろです。



おしまい。