ようこそ!電話占いの世界へ!? | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

電話占いを始めて4ヶ月になります。

電話占いのシステムについて、ご存知ない方に説明すると…

まず多くの方が間違った認識をされていると思われる点について

占いサイトは、個人事業者の集合体であり、雇用形態ではありません。

平たく言うと組織に所属するのではなく
組織を貸し店舗として利用させていただいている立場だと言うことです。

占いサイトのシステムは、お金の管理の苦手な私にはうってつけです。

なにしろ私はお金を持つと、3000円であろうと、100万円であろうと、すぐ使っちゃいます。

3000円しかなければ3000円の酒を呑むし、100万円しかなければ100万円の酒を呑むだけです。

呑む酒のグレードが変わるだけ。

ちなみに実際には100万円の酒など呑みません。

例え話です。

自分が稼いだ分から、宣伝広告費や規定割合のマージンを引き抜かれた支給額を受け取るという点では、これまで宣伝広告費やブース代などのイベント出店料を支払って活動してきたのと大差はないのですが、出店費・移動費・滞在費(宿泊費)など一律ではない費用計算の必要がないだけで、随分と気が楽です。

全部、占いサイト運営者側がやってくれるので、私は受け取った差引支給額の中で、実生活のやりくりをすれば良いだけなのです。

自分の名前を売るのも、マネジメント業務全般、全部やってくれます。

そんじょそこらの社長より遥かに自由です。

以前の私は個人的に、なぜか対面占いにこだわっており、

理由は全くわからないのですが…

今思えば、遠隔だとか電話占いに対しては、馬鹿にしているとまでは言わないまでも

ちょっと下に見ているところがあったかも知れません。


実際に電話占いを始めてみて感じたことは、

対面占いより遥かに経験値や経験数を積むことが出来るという事実が一つ。

対面占い師時代の私のコミュニケーションレベルでは、電話占いで生活を支えるだけの収益を得るのは不可能だということです。

イベント出店中心の対面鑑定師と比較してメリットに感じることはたくさんあります。

自分自身の心が求めていない人間関係に無理して参加する必要もありません。

派閥やテリトリー間に生じる気持ち悪い空気を吸う必要もありません。

ウェイトの重い移動時間も交通手段も必要ないです。

誰かに迷惑をかけるリスクもありません。

一般常識以上の面倒臭い規則などに縛られることも皆無です。

しかも、基本待機時間設定はありますが、(前月に自分でスケジュールを組む)変更も自在で

好きな時に働けます。
好きな時に好きなだけ休めます。

待機していても、用事ができたりやる気がなくなったら途中から待機キャンセルすることも出来ます。

なので、時間に縛られることもなく、この上なく自由です。

更に、私が参加したイベント出店時に占い師の中で一番稼いでいた私が、電話占いだと当時の実益を遥かに上回る収益を得ることが可能である、という点もかなり大きいです。
しかしながら簡単なことばかりではなく、対面占いより遥かに難しく感じることもあり、

それもまた難しい事が大好きな私にとっては気に入っている点のひとつです。

基本的には顔も知らない、会ったこともない、これから会うこともない

そんな匿名(場合による)の相手の鑑定をする訳ですから人間関係の質が全く異なります。

目や相手の人相や表情を確認しながら鑑定することが出来ないのです。

次にどんな人から電話が掛かってくるか…
男なのか女なのか
どんなキャラクターなのか
何歳なのか
どこに住んでいるのか、
全く知らない人から電話が掛かってきて、リーディングが始まる訳です。

しかも対面鑑定との大きな違いは、電話の向こうの相談者は、最初の挨拶から終わりの挨拶までの間、ずっと

雑談であろうと深呼吸であろうと、無条件にお金が掛かります。

一分単位で2百〜8百円、10分で数千円、占い師の能力や経験値に応じた報酬額が定められます。

私の場合、少なくとも
1時間で○万円以上の料金が発生しているということになるのです。

勿論それが丸々私の時給というわけではありませんが、

ひとりの相談者が、長い人生の中で

自分の力だけではどうすることも出来ない問題にぶつかり

安易に周りに甘えたり相談することも出来ず

占いサイトを見付けて登録し

数百人居る占い師の中から私を指名し

1時間三万円支払って鑑定を依頼しているということになります。


対面占いの時のような下手な話や無駄話など、到底出来る立場ではありません。

幸い私はまだ一度も受けたことはありませんが

気に入らないこと、納得出来ないことがあれば、容赦なく返金依頼やクレームが入り、運営にガッツリ怒られたり、損失の度合いによっては相応の賠償額を請求されます。

いつもいつも色んな人が電話を掛けてきます。

大変な目に遭って泣きながら電話をかけてくる当たり前の依頼者も勿論居ますが

自称ヤクザ

SMクラブの女王・M女の方

借金のカタに風俗関係で働かされている女性

自殺志願者

アメリカ合衆国からの国際電話(日本語)

日本在住の色んな国から来た人

カタコトの日本語で話すアフリカ人

エロい話ばかり振って来る女性

結婚詐欺師と思われる相談者

様々なジャンルの芸能人

『話す相手がいなくて寂しいので、雑談の相手をしてください』と言い、何時間も話すサラリーマン 

『人を殺してしまい刑期を終えて出所してきた』と言って何時間も話す人

これまで占い師として関わることがなかった多種多様な人種が電話を掛けてきます。

オーディション期間、VIP会員向けの限定公開時(ほぼ無料鑑定)の2ヶ月間は1日5時間(内休憩30分程度)待機での10分のおためし鑑定=平均鑑定人数22人✕25日で一ヶ月に550人の鑑定✕2ヶ月で1100人の鑑定。

一般公開デビュー後は一人あたりの鑑定時間が長くなり、1日5時間待機(内休憩30分程度)で一ヶ月あたりの平均鑑定人数18人✕23日✕4ヶ月で1656人の鑑定。

オーディション期間から6ヶ月で実際に占った人数だけで見ると、実に2756人の鑑定をしたことになります。

このままのペースだと年間一万件超の鑑定をすることになりますが、馴れると不思議なもので、10分話して終わる人があまり来なくなり、長い人だと2時間話す方なんかも居ますので(6万!)待機が5時間だとランダムに話していたとしても、必然的に人数が減って来ます。

4ヶ月を過ぎた今、慣れて来たせいか待ち時間も全く苦にならず、1日の待機時間は5時間・8時間・10時間でマチマチではありますが私のキャパシティ待機時間が伸びてきた感じはあります。
とにかく

働きたい時に働き、休みたい時に休めて一般サラリーマンの倍以上の安定収入が見込めます。

更に私の所属している電話占いサイトでは、毎月若干のボーナスが付きます。

人によるかも知れませんが、私にとっては

今日はどんな人から電話が掛かってくるのか…

今月の収入は…
それらをひっくるめて全てが楽しくて仕方がありません。

これが私が4ヶ月で感じた電話占いの世界観です。

ワクワクするか、ヒヤヒヤするか…

オーディションを受けるか受けないかは…

あなた次第です。



以上。