僕は、自殺について個人的に思うのですが…
その人が本当に死にたいのなら、死んでも構わないと思います。
本当は死にたくないのに死にたいのだとしたら、それも自由で構わないと思います。
…というか、仕方のないことだと思います。
以前、当時、僕の配偶者だった人が平岸のビルから飛び降りて死んだことがあります。
仕方のないことだと思います。
が、ショックでした。
僕も頭がおかしくなり、地下鉄に飛び込んだり首をつったり
他にも色々試してみましたが、死ぬことは出来ませんでした。
今の僕なら、自殺はしないです。
そんな時は女装すると思います。
(※仮に女性なら、男装です。)
中途半端な女装ではダメです。
気分を高揚させて、脛毛も眉毛も全部剃って、テンションのあがるメイクをして、高級かつらを被り
元オカマバーで働いていた僕が言ってもちょっと説得力に欠けるとは思いますが…
僕が普通だとして、普段の自分なら『ここまでやっちゃったらもうオシマイだな。』
と思うような、行くとこまで行ってしまった本格的な変態を演じてみることにしましょう。
パンツではなく、スカートでなければいけません。
もちろん下着も全部、女性用のセクシー下着です。
ガーターベルトなんかもアクセントに良いですね。
きちんとそれなりのお金を掛けましょう。
今回はちんちんは切らないで残して置きます。
で
銭湯に行きましょう。
温泉でもいいですよ。
夕方過ぎの混雑する時間帯に行ってください。
残念ながら、ちんちんはあるので男風呂に入ります。
脱衣室で、周囲の目が気になり始めるでしょう。
恐らく、その人は風呂から上がったら、真っ先に誰かにこのことを話したくなる筈です。
多分、十中八九、お茶の間の話題にのぼる筈です。
でも気にしないでください。
忌野清志朗さんが生きていたらこう言うでしょう。
『人の目を気にして生きるなんてくだらないことなのです。』と。
見ている人はこちらから熱い視線で見つめ返しましょう。
その人はきっと目を背けると思いますが、容赦なく自分が飽きてしまうまで、見つめ続けるのです。
まだメイクを洗い流さないでください。
メイクを洗い流すのは、上がる直前で構いませんので。
むしろ上がる直前に洗い流しましょう。
飽きてきたら、露天風呂で『い・け・な・い ルージュマジック』を歌いながら泳げば、少しずつ答えが見えて来る筈です。
我々人間は、生きている時点で、既に自殺のようなものなのだから、今死んでも死ななくても同じ事なのだ
と。
もしあなたが本当に死にたいと思うのであれば、僕は止めません。
遺された人があーだこーだ言うつもりも全くありません。
気が向いたらで構いません。
まずは一度、上記のことを試してみると良いでしょう。
どうせ死ぬのだから、やってみてください。