大物狙いで穴釣り時々ロックフィッシュ in 苫小牧と室蘭のテトラ帯 | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

私が最近ハマって居る釣り方は、自作ブラーを使ったワームや虫餌での穴釣りです。

私は、こうしてブログで釣りについての記事を書いたり、フェイスブックで釣れた魚の写真をUPしたりている為か、私を知る多くの人から、釣りのことを色々と知ってる人なのだろうと思われているらしく、取引のある人から釣りにまつわる質問を受けたり、イベント仲間やその他知人の中には『釣り名人』『釣り仙人』『伝説の釣り人』などという突発的な仇名を付ける人も居り、完全に『釣りのことなら相馬英樹』というポジションが一人歩きしてしまっている次第です。

 

しかしながら恐縮ですが、実はまだ釣りを始めてから、一年と数ヶ月位しか経って居らず、『釣り○○』といった呼ばれ方をする度に、どうにも申し訳ないような気恥ずかしいような感じがするわけです。

なので、ここで一つだけはっきり言って置きます。

知識にしろキャスティングの正確性にしろ飛距離にしろ、私の釣りは全てに於いて標準以下であり、邪道であるということです。

使用タックルは、父が天国へと旅立つ際に遺して行った30年以上も前の安価なものばかりであるし、恐らく姿勢も客観的に見たらヤバいことになっているのではないかと思われます。

坊主『釣りに出かけたにも拘らず一匹も釣れない』ということは殆どありませんが、それは、釣りに出かける際はとりあえず色々なタックルを車に積んで行って、最初に狙った対象魚や釣り方がその日駄目なら、対象魚・ポイント・釣り方・タックルを変えて、その日その時間に釣れる魚を釣るという逃げ場を常に準備してあるからです。

また、『釣れないと思われる時は釣り場に出掛けない』ということと、それでも釣りのことが頭から離れない場合は、メタルジグミノーをはじめ、ワーム用のシンカーやジグヘッド、ブラー・ブラクリなどといった仕掛けを大量に作っていました。

ここで本題
5月19日、苫小牧西港菱中造船所付近テトラポットでの釣果。
この他にも小さなガヤや巨大なフサギンポ&イソアイナメ(※名前の中にアイナメと付くがアイナメとは全く異なる種類)なども多数釣れましたが、15センチ以下のものとソイ・メバル・アイナメの類に属さないものは全てリリースしました。

3枚におろしアニサキスチェック後、刺身にしました。

『もっとファイトのある大型の魚を釣ってみたい!』

タックルと寝袋を愛車に積み込み、先日穴釣りで好釣果を上げた南防波堤へ。

まずは4gの自作ブラーに青イソメを付けて行き当たりばったりの穴にフォールさせます。

 

5メートルも入ったでしょうか…浅いな。

着底したのを確認しフヮッと2センチ位だけブラーを浮き上がらせます。

…ゴンッ!

室蘭に着いて一投目を投入してからここまでおよそ20秒。

41センチのアイナメです。

穴釣りで40センチオーバーは先月苫小牧で釣ったクロソイ以来です。

 

その後も色んなサイズの色んな魚が入れ食いです。


上のアイナメ以外に開始20分で

キープサイズ4匹追加。

 

一時間後には


更に9匹追加です。

 

ここでテトラに擦れたダイソー2号のラインが切れて一旦終了。

釣れた魚を捌いてから市街地へ出て氷を仕入れ、クーラーに詰め込みます。

それにしても何だか…

 

風邪を引いてしまったようです。

少しく寝よう。

夜、南防波堤の基部付近に止めた車の中で寝袋に包まっていると、ナイトロックの人たちが続々とやってきました。

 

結構本当に具合が悪いですが、防波堤の向こうにどんどんと人が入って行くのを見ていると、居ても立っても居られなくなりました。

 

ヘッドランプを点け、白いシャッドテールワームをチョン掛けした自作2グラムブラー(6号チヌ針をセットしたもの)を、ダイソー1.5号ハリス用の60メーター巻きナイロンラインに括り付け、okumaの2000番スピニングリールを取り付けた全長110センチほどの拾い部品寄せ集めロッドというトンデモタックルを握り締め、再びテトラを跨いで水際へ。

目測で40メートルも飛んだだろうか。

 

ベールをニュートラルにした状態のまま人差し指でラインをサミングして着底までラインテンションを一定に保ち、着底したらベールを倒しチョンチョンと2回小刻みにシャクったあと、やはり軽くラインテンションを保ったままフォールさせる。

コンッ

!?

コンッ

ゴンッ!

 

ゴゴンッ!

!!!!

我ながらスルドいフッキングであった。

が、走る!

 

ガヤやクロソイではなくアイナメの引きだということは解るのですが、日中のそれとは明らかに異なるパワーと暴れ方である。

 

もう少しドラグを緩めようと試みるも、ヤバいことに気付く。

 

60メートルのラインは既に出切って結び目が引っ張られた状態。

だましだまし本当にゆっくりと一回転ずつ丁寧にラインを巻き取って行く。


巻き取りながら、今までは感じたことが全くなかったこのリール『okuma』のクオリティーの低さを認識する。

 

ハンドルを一回転させる毎にボディーがギシギシと激しく軋んだような音を立て、何よりハンドルが回転方向に対して真っ直ぐの姿勢を保てて居ない。

 

 

問題はそれだけではない。

 

この魚が1.5号のダイソーナイロンで抜き上げられるサイズなのか…

これだけのことを書いておきながら、時間的には40秒位の苦闘の末

仄暗い水の底から出て来てくれたのは…40センチ程度のアイナメです。

 

ワームでの底釣りでマトモなサイズの魚が釣れたのは今回が初めてです。

 

ここまでの写真は、当日フェイスブックに投稿及び保存しておいたものです。


この日はこれで釣りをするのはやめて、車に戻って朝まで眠りました。

 

朝になって尻ポケットの中に入れてあったスマホが完全に壊れてしまっていた為、写真をとることが出来ませんでしたが、30センチ前後のガヤ10匹、36センチのアイナメ一匹を追加後、自宅に帰る途中で日頃から点描画講座などで場所を使わせていただいている苫小牧のさくらぎ笑楽好へ行き、ガヤを十数匹、置いてきました。

写真は好調の中泉氏が撮ってくれました。

 

さくらぎ名物のワンコイン貞子さんランチを頂いて札幌へ帰りました。

 

 

札幌に着いてもスマホが再び目を覚ますことはなく、妻が以前使っていたスマホにチップを差し替えました。

 

それでは今日はこの辺で。

 

良い毎日をお過ごしください。