AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」 -15ページ目

仮装診断の結果は「ヤンデレなナース」

ヤンデレなナース 白衣の天使が持つイメージを真逆で攻めるマイノリティ層

みんなの結果を見る右矢印

キャンペーン詳細右矢印




広島が

一点差に

追いついたー!


すごいなー(*´Δ`*)


どちらかと言えば

広島を

応援しています(〃ω〃)


皆さん


お久しぶりです(*´Δ`*)


お元気ですか?


なんとなく

ハロウィンの

短編というか

超短編というか

思いつきで

30分くらいで

書いたものを

日付けが変わる頃


アップしたいと

思います(*´Δ`*)


今日は

麻里子様の

オーディションの日(〃ω〃)




”100年ぶりの更新”


マジすか学園GX☆#4ー5☆

(これは...、幻覚か...?それとも...)

市川ミオリの瞳には、
とても見覚えのある矢場久根商業高校の灰色の制服。白いスカーフ。黒のファーコートに、黒いリボンのツインテール。
まるで、鏡に写った自分を見ているようだった。写し鏡。

違うものと言えば、彼女の首からぶら下げられた白いスマートフォン。
それと。目の前のツインテールの悪魔の小さな口から、発せられた声。

「言っておくけど、これは、まぎれもない現実(リアル)なんだぜ!小悪魔ちゃん!」

志田マナカの声音で、
“ツインテールの悪魔”の拳が、市川ミオリの顔面を、容赦なく襲う。

ミオリが、両腕を上げて防御を試みるも、次々と拳が、すり抜けてくる。
いままで、多くの敵をなぎ倒してきた自身の闘い方。しかし、それが、いま、奇しくも、自分自身に跳ね返ってきていた。
顔面に叩き込まれる幾発かの拳。
衝撃(ダメージ)だけが、ミオリにとって、紛れもなくこれが現実(リアル)なのだと悟らせるものとなった。

気がつけば、周りには、うっすらとモヤのようなものがかかっていた。

「はぁ...、はぁ...、わたしは...、一体、誰と...闘って...いる...」

「これが、オレ様の異能(チカラ)、能力名『割れたスマホ』──。対峙した相手そのものになれる能力だ!」


「異能(チカラ)だと...?」


「お前の周りにもいるだろう。いわゆる超能力と呼べるような不可解な能力を持った人間が。その能力を開発、研究している施設がある。それが、通称“プリズン”と呼ばれているところなのさ」


「“プリズン”...、噂話で、聞いたことがある...、
たしか、人間の本来持つ潜在能力を無理矢理引き出すため、日夜、人体実験の如き行為を繰り返しているという...」


「まあ、そんなところだ。実態は、もっと非道いところだけどな」


「そんな人間が、何故?」

「これが、“プリズン”を出るための、卒業試験だからさ」


「卒業...試験?」

「お前たち、下界(そと)の人間には、ランキングが付けられてる。簡単に言うと、喧嘩の強さだ。まあ、その他の要素もいろいろ加味されてはいるが、そのなかの上位20名のランカーたちを狩っていくってわけさ。ポイント制でね。つまり、お前は、そのなかのランキング『第4位』ってわけ」


「ふざけるなよ、貴様」

「そう怒るなよ。勝手に『的』にされて、ムカつくだろうけど」

「わたしの上に、三人もいるのが、気に入らないだけだ」

「“プリズン”のメンバーたちは、それ以上だぜ。基本的な格闘術もみっちり教わってる上に、それぞれの異能(チカラ)を有効に使い、その領域のなかで、相手を制圧することが出来る」


ミオリが、辺りを見渡す。


「異能(チカラ)には、有効範囲がある。お察しの通り、この異能(チカラ)の及ぶ範囲は、それほど広くはない。おれを中心に10メートルくらいだろ。どうする?尻尾をまいて、逃げ出すか」


「フッ...」


「それは、なんのマネだ?」


「貴様如き、これで、充分だということだ」

おもむろに、
ミオリは、両の拳を
黒のファーコートに
しまう。

所謂。

「ノーガードってやつか…。オレも、舐められたものだぜ。ぐちゃぐちゃにしてやる!」

ツインテールの悪魔が、笑った。

無軌道で無慈悲な拳が、右から、左から、ミオリを襲う。

それをミオリは、かろうじて、躱す。躱す。

防御に集中できる分、なんとか、ギリギリで悪魔の拳を躱すことが出来ていた。

しかし。

「ここまでだ」

それも束の間。
いつの間にか、ミオリは、袋小路のコンクリートの壁に追い込まれていた。

ミオリの小さな顔面に
悪魔の拳が、突き刺さる。
躱しきれず、何度も、何度も。

「ガードしたほうが、いいんじゃね?まあ、無駄だけどな」

「あ...、安心した...」

「あん?」

「たとえ、猿真似とはいえ...、わたしの強さが...、確信できた...」

「それは、良かったな。てめぇは、その自分に負けるのさ!」

「はぁ...はぁ...、何度も言わせるな…、あまり、ふざけるな、と」

不意に
ミオリの黒いファーコートから
左の拳が、飛んだ。まったく、そんな動きを、感じさせない迅さで。

それを、読んでいた
ツインテールの悪魔(志田マナカ)は、右腕で、ガードした。瞬間。

ブシュ!っという音とともに、

志田マナカの両目に、刺激性の液体が、染み込んだ。視界を奪われたマナカの周りを、柑橘系の香りが満たす。

「ちっ!何を...」

直後。

ミオリの右の拳が、志田マナカの顔面に、突き刺さっていた。吹き飛ぶマナカ。

「“プリズン”では、教わらなかったようだな?レモンの使い方を」

吹き飛ばされた志田マナカを見下ろし、
ミオリは、
自身の髪の黒いリボンを、ほどく。

頭を振り、長い髪を、なびかせ、

「わたしが、わたしこそが、矢場久根総長、市川ミオリだ。偽者が、ホンモノに勝てると思ってるのか?──」

これが、市川ミオリ。
他の誰でもない。

「──立て...。それとも、命乞いでもしてみるか?」


「ちっ!...オレの...異能(チカラ)を、単なるモノマネだと...思ってたら、大きな間違いだ...」

「...どういう意味だ?」


次の瞬間、市川ミオリの視界が、一変した。
そして、気づく。

ツインテールの悪魔に見下ろされ、

地面に倒れているのは。




自分。だと。


「お別れだ。『第4位』──。ひと足先に、このゲームから、卒業だな」

ダメージが蓄積し、動きのままならない市川ミオリに対し、
ツインテールの悪魔(志田マナカ)が、一歩、踏み出す。

「卒業、おめでとさん!」


無慈悲な一撃が、『第4位』を、襲った。