清原が引退して
昨日書けませんでしたが、清原がとうとう引退してしまいました。同世代の僕としては、ひとつの時代が終わったな、自分も年とったもんだと思いました。野球選手の引退って結構自分の体力の落ち方や年のとった感じを実感できるいい機会かもしれません。桑田も野茂も同世代が引退し、次はイチロー、松井となるんでしょうが、さみしいもんです。
野球はぼくも一生懸命やってるので、ずいぶん清原のまねをしてバットをふったけど、上半身はある程度まねできても、下半身とすり足はうまくできなかった。うまくできたときは、なぜか右方向によくボールが飛んだ。
あのすり足がまねできたらなあ。清原もひざがわるくては、きっとあの下半身でうつバッティングはできなくなったんだと思う。
第二の人生もいろいろやってくださいよ。悪い道へは行かないでね。
科研費
大学にいると国や団体から研究費というものが出ます。研究するにあたって、その目的と方法を書き、お金をくださいという申請をするのです。ほとんどが東京大学と京都大学がもっていき、おこぼれをその他の大学がもらうのが慣例のようです。ただ、大学というところが、本当に役に立つ研究をしているかどうかはかなりあやしく、特に医学の分野では、医学研究というと、臨床応用すぐにでもされそうな研究をしているのが本当かな、と思うのですが、それは嘘で、ほとんどは臨床や患者のことはほとんど考えていません。
研究のための研究、いい雑誌にのるネタを材料として選び、いい雑誌にのせて、点数をかせぎ、準教授や教授になっていく、というコースができているのです。いい雑誌すなわちnatureやscienceといった雑誌が基礎的な実験を好む傾向にあるのと、臨床のデータは地味で時間がかかることから、敬遠されがちです。個人的な考えですが、むしろ、これはというテーマを国が考え、それにそった新しいアイデアのある大学の教室、個人にドーンとお金を投入したほうが、ひとのお役にたてるのでは、と思うのですが。お役人は頭がよいのだから、毎日このテーマを考えていてくれれば、それに対する答えを僕らが毎日考えるのに・・。
日本の教育がそもそも、問題に対して考える習慣をつけても、問題そのものを考えることは苦手にしてるんだから、大学の科研費もそのへんを考慮してほしいなあ。まあ、とは言っても、この目的と方法書くのが、ただめんどくさいというのが本音です。
勤務医
今大学病院というところで働いていますが、一般のひとは医者も9時-17時で帰ると思っているひともみえるかもしれませんが、今のところ9時-21時くらいは絶対に病院にいます。そして患者が急変したら、あるいは急患がきて緊急手術になったら、かけつけなくてはいけません。つまり、ほぼ24時間、365日スタンバイしているということです。2週間で1回くらいの割合で当直がまわってきて、当直あけも普通に仕事をします。給料はそれだけ働いても30万です。そのほかにバイトに行きます。毎週1回はよその病院へ当直へ行きます。週1回午前中はよその病院の外来を手伝っています。また土曜日も、よその病院へ手伝いに行きます。それでようやく60万くらいになります。
一般のひとは医者が24時間病院にいて、電話一本で対応してくれると思いがちですが、もちろん急変対応しますが、起きてるわけでなく、寝てるのです。朝5時半くらいに来て「風邪薬ください」と起こされることに抵抗を感じる医者もすくないでしょう。
安い、きつい、責任重い の勤務医の実態ともうかってる開業医さんの生活をみると(苦労も多いんでしょうが)勤務医がばかばかしくてやってられないのもわかる気がします。やめちゃうよな、普通。