「人撃ち稼業(三)闇夜の決闘」井原忠政 読了 | pyonpyon ブログ

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「人撃ち稼業(三)闇夜の決闘」井原忠政
            角川春樹事務所

2024年6月読了

多羅尾からの仕事を無事に成し遂げた玄蔵 

卒中で死亡、という事で片付けられたが、  同心の本多圭吾の目は誤魔化せなかった 

 玄蔵は?というと、大仕事を終えても解放される事もなく
鉄砲の照準を合わせようとすると震えが出る様になってしまっていた

 撃てない玄蔵を青梅で仲間とともに転地療養させることになる 

 攫われる様に江戸に連れてこられた玄蔵だったが
ともに仕事をした者たちとは、少しずつ仲間意識も出て来てはいた

しかし、玄蔵は家族を人質に取られたまま 

何としても家族を救出しなければならない

 同心、本多により、窮地に追い込まれた水野と鳥居は多羅尾に事情を知る者たちを全て殺すよう命ずる 
 玄蔵は逃げ切れるのか 

 後半になると、戦場のような戦いになる 

 実在の人物を登場させているのもあり、終わり方は難しかったのか? 
史実とは少し違う創作の部分があるラストとなっている 

 どなたかが、レビューで書いていたが、意外とあっさり終わる