
「歌人探偵定家 百人一首推理抄」羽生飛鳥
東京創元社
これは10月19日に画像保存してあるので、その頃に読み終えていたみたい
同じく羽生飛鳥の 「蝶として死す」「揺籃の都」の平家物語推理抄シリーズの続編になるのかな
平家物語推理抄の主人公だった池大納言、平頼盛の息子平保盛29歳が主人公
父亡き後、保盛が継いだ池殿流平家
平家一門(清盛)の時代には栄華を享受し源氏が隆盛になると鎌倉殿の庇護下にあって生きながらえるとは、と言われ
嫉妬と羨望の中、目立たぬように静かに暮らしている
嫉妬と羨望の中、目立たぬように静かに暮らしている
武士が幅を利かせる世になり、貴族達は凋落の一途をたどりつつある
都では源義経の残党狩りの東国武士達が我が物顔で都を取り締まっていて殺伐としている
ある日、松木立の下に女のバラバラ死体が発見され、その現場に遭遇する保盛
生首に紫式部の和歌
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半(よは)の月かな」
が書かれた札が針で留められていた
現場に遅れて現れたのが保盛の友人でもある藤原定家
彼は和歌を愛してやまない青年歌人
屍に和歌を添えるなど、和歌を汚す行為許すまじ!
と怒る定家
と怒る定家
父譲りの死体の検分能力を持つ保盛を巻き込んで、保盛と定家のコンビでの事件解決が始まる
他にも小倉百人一首の和歌に絡む事件が起こり全五篇の推理小説
平家物語推理抄に比べると、やや緩い内容
定家のキャラクターがね〜😰
保盛は、父譲りの(平家一門は美形)男前で定家みたいにドタバタせず良いんだけど…
定家がね〜😅
定家、騒ぎすぎの台詞
「すると、すると、す、る、とぉぉぉぉぉぉぉ」
定家が興奮すると万事がこんな感じになるんだよね
文字数の無駄遣い以外の何物でもない😩
文字数の無駄遣い以外の何物でもない😩
話の内容は、そう悪くはないです😄