
「猫沢家の一族」猫沢エミ 集英社
こんな面白すぎるエッセイ、初めてかも!
著者の猫沢エミ、何となく聞いたことがある…と思って読んでいたら最後の方に「LOVE LOVEあいしてる」に出演していたミュージシャンでもあったみたい
画像検索して、若い頃の画像を見たけどイマイチ記憶にない😅
画像検索すると、このエッセイの中でも極めて重要な人物のお祖父様が赤ちゃんの著者と一緒に写っている画像や「兄弟(姉弟)で居ると外国人に間違われる」と言われた弟のムーチョ(あだ名)の画像もあり、とてもとても日本の方には見えない顔立ちです🤣
著作権の問題があるので載せないけれど、著者のFacebookの画像みたいですね
猫沢家は福島の田舎の呉服店を営んでいたお家
元々が神経症の質のお祖父様が戦争体験と跡継ぎには向かない次男でありながら、長男が亡くなった事で跡継ぎとなった事も重なってか、神経症が悪化し誇大妄想と躁鬱に
ほぼほぼ毎日、家でも外でも何らかの奇行を繰り返す日々に巻き込まれる猫沢家の面々
お祖父様の息子である著者の父もまた破天荒過ぎる問題あり、な大人で普通の家から嫁いだ母も猫沢家に馴染んでいき途中から手に負えない母に(笑)
奇跡的に猫沢家の呪い🤣を引き継がなかったまともな三兄弟(著者、弟①弟②)には両親が亡くなるまでいくつもの試練が訪れる
エピソードの1つ1つが強烈過ぎて、私なら1個だけでも(ヾノ・∀・`)ムリムリ
どれも悲壮感なく面白く書かれているので、驚きと笑いに包まれている本です
最後のあとがきまで読んで欲しいね😁