
「公家武者 松平信平」佐々木裕一 二見書房
公家武者松平信平シリーズ
今、私を癒やしてくれている📖
「公家武者松平信平シリーズ」
主人公は実在の人物(小説の中の話と現実とはまた別の話😅)で、魅力あふれる好男子なのです
解説文をお借りします🙇
【公家鷹司信房の子・信平は庶子であるため門跡寺院に入るしかない。
坊主になりたくない信平は十五歳の時に、将軍家光の正室となっていた姉の孝子を頼って江戸に出た。
家光は信平に五十石の禄高と深川に百五十坪の土地と屋敷を与えた。こうして貧乏旗本暮しを始めた信平は持ち前の気品と秘剣で江戸の悪を斬ってゆく。】
宝刀「狐丸」を腰に差し狩衣姿で江戸の町を颯爽と歩く信平に、すれ違う町娘もうっとり😍してしまう容姿に加えて、京の山奥で鍛え上げた⚔必殺剣は、まるで舞を舞うかのよう
家光より目付けとしてつけられた、善衛門、忍びのお初の3人で始まった生活、信平の人柄に触れていつの間にやら見張役から付家老のように信平を慕う善衛門や命がけで信平を守るお初の関係性も良い
巻が進むに連れ、同心の五味や浪人だった佐吉など仲間として加わって行く
強く優しい信平の人柄に、誰もが惹きつけられる
話の主軸は悪人退治、大掛かりな藩同士の問題や押し込み強盗、信平と将軍との関係を僻む嫌がらせ、江戸の大火など色々あり飽きさせない
紀州徳川家の松姫と形式的な婚姻関係を結ぶが会う事も出来ないままに過ぎていく日々の中での若い2人の恋心の話も良い
楽天ブックスでいつも最新刊の発売状況をチェックしているのだが、それで初めて見かけて(既に15巻まで出ている)気になって借りてみてどっぷりハマりました
どなたかが、全巻図書館に寄贈してくださったおかげで楽しませてもらってます😊