「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」島崎今日子 読了 | pyonpyon ブログ

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バンドメンバー、マネージャー、プロデューサーなど関係者が語る「沢田研二」
「安井かずみがいた時代」の作者、島崎今日子のノンフィクション

内田裕也、久世光彦、萩原健一、加瀬邦彦、どれも興味深い話

ザ・タイガースの伝説のマネージャーと言われた中井國二が押し寄せるファンからメンバーを守る為にファンに掌底をくらわしていた、という今じゃ考えられない話
後年それを息子の映画監督の中井庸友にジュリーのファンである友人の母親から「私、ジュリーに触ろうとして中井さんに掌底くらったの!笑」 

ジュリーが妖しく美しいビジュアルに変貌していき新曲を皆が楽しみにしていた頃の衣装を含めたビジュアル全般についてディレクションしていた早川タケジの話

ジュリーと一緒にいると(*´艸`*)してしまう内田裕也と久世光彦のエピソードも興味深い


美しいジュリーをリアルタイムで見ることが出来た私はラッキーだった

私はジュリーのファンになるには幼すぎて、大スター沢田研二をテレビを通して見ていた世代になるが
子供ながらジュリーから漂うジェンダーレスな雰囲気に魅了されていた

向田邦子脚本で映像化された「源氏物語」の光源氏を演じたジュリー

近年になって、東山紀之や天海祐希が光源氏を演じたけれど誰もジュリーの光源氏を超えることは出来なかった

週刊文春で連載が始まった時から気になっていたのだけれど、どうせならまとめて読みたい、と📖出版を心待ちにしていた

島崎今日子のノンフィクション作品は「安井かずみがいた時代」を読んで気に入っていた


感想文もこのブログでかなりのボリュームで書いてます😅

今回は、「安井かずみ…」と時のような証言者1人1人の章で区切るのではなく、沢田研二がスターになっていく時代と成長に合わせて時代背景なども入れながら書かれているので
あー、この頃だったんだななど分かりやすいですね

まあ、ゴシップ系の記事については記憶していましたけどね😝

島崎今日子、次は誰を書いてくれるのか!