3/16は、奈良県の笠山荒神社(かさやまこうじんじゃ)に行ってきました
笠山荒神社は、笠山の山頂にあり、日本三大荒神社のひとつとされる神社(あと二つは、兵庫県の清荒神社、奈良県の立里荒神社)
荒神とは、台所の神として祀られる神様なんだそうで、この笠山荒神社は荒神発祥の地とされてる神社
鳥居をくぐり、階段を上がって行くと、
燈籠が並んだ参道に、いくつもの鳥居がありました
その燈籠なんですけど、全部の灯篭に灯が燈ってるんです
何気に、こういうの珍しくないですか?
そして、参道を歩いて行くと、右手に拝殿に続く階段があります
階段を上がると、拝殿と本殿があります
御祭神は、土祖神(ツチノミオヤノカミ)・奥津彦神(オキツヒコノカミ)・奥津比賣神(オキツヒメノカミ)
土祖神・奥津彦神・奥津比賣神は、初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられたという神々で、竈の神様として信仰を集めているそうです
境内には、大祭の時に使うと思われるお神輿がありました
参道入り口の横には、閼伽井不動(あかいふどう)があります
閼伽井の池は、古来より高僧、修験者などの霊場として知られており、弘法大師空海がこの閼伽井の池で21日間、修行をされ、高野山を開基するも、疫病や火災に見舞われ、再びこの池で水行をし、石造りの不動明王祀り、高野山に戻って笠荒神を勧請して開山されたと伝わります
閼伽井不動の境内には、弁財天社(べんざいてんしゃ)・黒龍社(こくりゅうしゃ)・白竜社(はくりゅうしゃ)がありました
また近くには、天満神社(てんまんじんじゃ)もありました
他に、竹林寺(ちくりんじ)というお寺があるそうなのですが、ちょっとスルーしてしまいました
明治の神仏分離をするまでは、笠山荒神社の本殿は竹林寺にあったそうです
笠山荒神社の御朱印