去年の11/22は、香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)に行ってきました
『こんぴらさん』の呼び名で有名な神社
全国にある、こんぴらさんの総本宮でもあります
そんなこんぴらさんの一の鳥居が、境内から結構離れてる場所にあるらしく、探してきました
そして、一の鳥居がコチラ
まだ、日が昇る前に行ったんで、薄暗いですけど、扁額を見ると、確かに金刀比羅宮と書いてある
丸亀港の近くにあり、昔の人は船に乗って来て、ここからこんぴらさんまで歩いて行ったんですかねぇ…
そして、金刀比羅宮の近くまで来ると、大鳥居があります
ちなみに、一の鳥居から車で約10分くらいの場所
土器川(どきかわ)に架かる橋の名前が祓川橋(はらえかわばし)という…ここを渡っただけで、身が清められるような感じ
実際、昔はここで身を清めてからこんぴらさんへ行ったらしいです
ここから西へ歩いて行くと、琴電琴平駅があり、その前には高燈籠がありました
木造としては、日本一高い燈籠で、昔は灯台の役割も果たしていたそうですが、参拝者は、ここを目印にして、こんぴらさんへ向かったそうです
高燈籠の前には、鳥居があり、
鳥居をくぐって、突き当りを左に曲がります
すると、お土産屋さんなどがたくさん集まってる参道があります
長ーい階段(本殿まで785段、奥宮まで1368段)の始まりの一段目がココ
階段の左右にも、たくさんのお土産屋さんがありましたが、まだ早朝なので閉まってます
そして、100段目
こんな風に、キリのいい所で、何段目と書いてあります
そして、一の坂鳥居
鳥居の横には、備前焼の狛犬
一の坂鳥居から、しばらく階段を上がった左手に、灯明堂(とうみょうどう)というのがあり、中には、釣灯籠が並んでいました
更に階段を上がって行くと、365段目に大門があります
大門の前には、鼓楼(ころう)と、
青銅大燈籠がありました
ちなみに、大門からの眺めはこんな感じ
結構登ってきましたねぇ…
大門をくぐると、なにやら置いてあります
早朝だったので、まだ誰もいませんが、帰りに撮った写真がコレ
五人百姓(ごにんびゃくしょう)といい、先祖による御祭神御の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業を許された5家の家筋の5人
五人百姓が売っているのは、加美代飴という、昔懐かしの味のする飴
という事で、買ってみました
五個入りで、確か500円
中に、小さいかなづちがありまして、これで飴を叩いて、粉々にして食べます
割れた角が鋭いので気をつけましょう
桜馬場と呼ばれる参道を歩いて行きます
鳥居をくぐって、階段を上がって、参道を歩いて…の繰り返し
そして、ちょっと広い場所に出た所にある鳥居の横に、
こんぴら狗(いぬ)の像がありました
こんぴら参りができない飼い主に代わって、犬がこんぴら参りをするという…伊勢神宮にもありましたね
鳥居をくぐって、すぐ右手に、御書院というのがありました
御書院から左に曲がります
ここから、寄付された人の名前がズラリ…
しばらく歩いて、右に曲がります
階段を上がると、祓戸社(はらえどしゃ)と、
火雷社(ほのいかづちしゃ)がありました
この二社からすぐの階段を上がると、
旭社(あさひしゃ)があります
清水の次郎長の代参で訪れた森の石松が、この旭社を見て、とても立派なので、ここを本殿と勘違いし、帰ったという逸話があるそうです
この旭社は、帰りに参拝するのが正式順路とされてるみたいです
旭社から右に曲がると、鳥居があり、
奥に、賢木門(さかきもん)というのがありました
賢木門をくぐると、右手に伊勢神宮の遥拝所があります
奥へ進むと、一段下がってる場所があります
下から本殿までの石段が、785段なのですが、そのままだと786(悩む)段という語呂合わせになってしまうので、一段下げたと言われてるそうです
一段下がって、鳥居をくぐり、
右へ曲がると、真須賀神社(ますがじんじゃ)があり、
その前に、御前四段坂(おまえよだんざか)という、133段の最後の石段があります
この石段の作られた日付が彫ってあったので、見てみると、文化九年を調べると、西暦1812年…
なんと!約200年前に造られてた石段!
古いですねぇ…
御前四段坂の途中には、御年神社(みとしじんじゃ)と、
事知神社(ことしりじんじゃ)がありました
そして、御前四段坂を上りきると、拝殿と本殿があります
御祭神は、大物主神(オオモノヌシノカミ)
海上守護の神様なので、絵馬殿には、たくさんの船に関する奉納品がありました
拝殿から、南渡殿を渡っていくと、
美穂津姫神社(みほつひめじんじゃ)があるんですけど、残念ながら工事中
なので、隣にある絵馬殿の中に、仮殿がありました
他にも、睦魂神社(むつたまじんじゃ)や、
厳島神社(いちきしまじんじゃ)、
大山祗神社(おおやまづみじんじゃ)がありました
本殿がある場所からの景色
よく登ってきましたねぇ~
奥社へも行ってきましたが、それは【その2】で…