5/2に、青森県の鬼神社(きじんじゃ)に行ってきました
縦と横の比率が合ってないような一の鳥居をくぐり、二の鳥居
しめ縄が独特な二の鳥居をくぐると、三の鳥居
この先を左に曲がってUターンすると、四の鳥居
四の鳥居をくぐると、正面に拝殿と本殿があります
御祭神は、高照比女神(タカテルヒメノカミ)・伊奘那岐大神(イザナギノオオカミ)・大山祇神(オオヤマヅミノカミ)
境内には、境内社がありました
狛犬ならぬ、狛魚?
普通の狛犬もあります
この地には、こんな鬼の伝説があるそうです
むかし、弥十郎という農民が、岩木山中の赤倉で鬼と親しくなり、よく相撲を取って遊んでいた。鬼は自分のことを『誰にも言わないように。』と弥十郎と約束を交わしていた。ある時、弥十郎は水田を拓いたが、すぐ水がかれてしまうので困っていた。その話を聞いた鬼は赤倉沢上流のカレイ沢から堰きを作って水を引いてくれた。村人はこれを喜び、この堰を鬼神堰とかさかさ堰とよび、鬼に感謝した。ところが、弥十郎の妻が約束を破り、鬼を一目見ようとしたために、鬼は堰を作るときに使った鍬とミノ笠を置いて去り、2度と姿を見せなくなった。弥十郎がそれを持ち帰り、祀ったのが鬼神社の始まりである。
鬼沢には他に、《鬼の腰掛け柏》や《鬼の土俵》など鬼伝説縁の場所がある。そのため、鬼沢の住人は今でも節分の日に豆をまかない・端午の節句にヨモギや菖蒲を屋根にのせないことを習慣にしている家庭が多い。鬼沢では、鬼が神様なのである。
鬼の正体には、田村麻呂に追われ岩木山麓に隠れ住んだ落武者であるとか、卓越した製鉄技術、潅漑技術を持っていることなどから、大陸から漂着した渡来人ではないか、という説もあるが、定かではない。【弘前市HPより】
この鬼は角のない優しい鬼だそうで、扁額には角のない鬼の文字
また、農具が多く奉納されていました
朝一で来たせいもあると思いますけど、誰もいなく、静かな神社でした(・∀・)/
ちなみに、この辺は鬼沢地区っていうみたいです