伊佐須美神社の次は、石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)に行ってきました
陸奥国一之宮の神社です
一の鳥居をくぐると川に出るので、横の橋を渡って行きます
ここから境内に入ります
鳥居をくぐると、長ーい階段が
途中には、大きな磐境や祠などがありました
約10分くらい?
やっと八幡山の山頂に到着~
鳥居をくぐると、正面に拝殿と本殿があります
ここの御祭神は、味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネノミコト)・大国主命(オオクニヌシノミコト)・誉田別命(ほホンダワケノミコト)
古事記によると、葦原中国(あしはらのなかつくに)を平定する時、天若日子(アメノワカヒコ)が使者として派遣されるのだが、8年経っても高天原に戻って来なかったので、雉の鳴女(ナメキ)を伝令として差し向け、「命令に背いて、8年間も何をやっているのですか?」と聞くと、天若日子に仕えている天佐具売(アメノサグメ)がという召使いの女が、「不吉な雉です。射殺してください」と言って、天若日子は、天照大御神から送られた弓と矢を使って、鳴女を殺してしまった
その矢は、高天原まで届き、血の付いた矢を見た高御産巣日神(タカムスヒノカミ)は、「これは天照が天若日子に与えた矢。天若日子の逆襲かもしれない」と思い、その矢術に呪的な力を込めてこう唱えた
「この矢が、もし天若日子が悪い神を射た矢であるなら、決して天若日子に当たるな。だが天若日子が邪心を抱いているのならこの矢に当たって死ね」
すると、その矢は天若日子を射ぬいてしまった
その天若日子の葬儀をしていた時、天若日子と顔がそっくりな味耜高彦根命が弔問に訪れ、親族は「死なずに生きていたのか」と彼にとりすがって泣いた
当時、死者は穢れとされ、味耜高彦根命は、「なぜ私を穢らわしい死人に見立てるのだ!縁起でもない!」と怒り、暴れ狂い、その場から立ち去った…
というのが神話のお話なんですけど、ここで、御祭神の味耜高彦根命が登場するんですね
古事記を読み返して思い出しました( ̄▽ ̄)
境内には、境内社があります
他に、五重塔や御神木の切り株がありました
あと、石川城跡の碑がありまして、
城の跡に、石都々古和気神社が建ってるみたいです
石都々古和気神社の御朱印