先日、香取神宮・鹿島神宮・息栖神社に行ってきました
この三つの神社の事を東国三社といって、昔は伊勢神宮を参拝した後、この三社を巡拝するのが慣習だったんだとか
昔は伊勢神宮の他に、神宮を名乗るのを許されてたのが、香取神宮と鹿島神宮だけだったそうです
この三社、線で結ぶと二等辺三角形の形をしているという、不思議な位置関係になっています
昔は、測量技術が発達してなかったのに、綺麗な二等辺三角形になってるという…
不思議ですね~
こういうミステリー大好き
という事で、最初に千葉県にある香取神宮に行ってきました
まず一の鳥居なんですけど…写真撮ってくるの忘れた
何やってんだよ~俺orz
現在の一の鳥居は忘れたけど、昔の一の鳥居だった写真は撮ってきました
津宮浜鳥居と呼ばれる鳥居が、昔の一の鳥居だったそうです
ここから、香取神宮の御祭神が上陸したんだとか
この近くに常夜灯がありまして、川沿いにある常夜燈としては、日本最古だそうです
で、ここの鳥居の前の道を進んで行くと、香取神宮に到着します
ここが二の鳥居
鳥居をくぐって、参道を歩いて行くと三の鳥居があります
三の鳥居をくぐると総門
総門をくぐって行くと、今度は楼門があります
この楼門をくぐると、拝殿・本殿があります
ここの御祭神は、経津主大神(フツヌシノオオカミ)
日本神話によると、鹿島神宮の御祭神の武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)と共に、出雲の国へ向かい、大国主命(オオクニヌシノミコト)と国譲りの交渉をして、話し合いで円満に国譲りが成功したんだそうです
ただ、経津主大神は日本書紀にしか登場しない神様なので、古事記しか知らない俺は、どんな活躍をしたのかが全然分からない
ここは、境内・境外の摂末社が多くある神社でした
ここまでは順調に見つけられたんですけど、この他にも境外社が結構あるみたいで、近くの境外社だけでも行ってみようと思い、地図を片手に探すんですけど、なかなか見つからない( ̄_ ̄ i)
そしたら、ウロウロしてた俺に神社の方が、「何かお探しですか?」と話しかけてくれまして、他の境外社の場所を聞いて、また探してみる事に
で、大山祇神社と裂々神社は見つけられたんですけど、
日神社と月神社がなかなか見つからない
場所を聞いてるのに分からないという…
ネットで見ると、他に見つけた人がいるんで、これは俺も見つけないと!と思って探すんですけど、全然見つからない
神社の方の話だと、個人宅の敷地内にあるそうで、どの道参拝できないなら、まっいいか~と、散々探した挙句、もう諦めて帰ろうと思った、その時!
やっと見つけた!
草でよく見えませんけど、お社の屋根がちょっとだけ見える
これは月神社だと思うんですけど、この隣に日神社があるみたいです
もうね、ドラクエの世界ですよ
地図片手にお社を見つけて、『ひでこんは、お社を見つけた!♪チャララチャッチャッチャ~』みたいな感覚
神社巡りは、こんなのが楽しいんです
他にも境外社があるみたいですけど、ここから遠い場所にあるらしく、全部回るとキリがないんで、ここは回避という事で…申し訳ないです
他には奥宮がありました
ここの御祭神は、経津主神の荒魂
荒魂とは、神の荒々しい側面、荒ぶる魂の事
それと、香取神宮の一番の見どころと言っても過言ではないのが要石
囲いの真ん中に、丸い石がある
昔、地震は地中に住む大ナマズが起こしていたと考えられていて、大地震が多発していた頃、その大ナマズの頭としっぽを、経津主大神と武甕槌大神が要石で押さえつけ、それから大地震は少なくなったそうです
なので、この後行く鹿島神宮にも、同様の要石があります
すごい話ですね~
こういう話、大好きです
摂末社探しにかなり歩いて疲れましたけど、すごく楽しかった
香取神宮の御朱印
下総国一之宮の神社です