ワン★フレーズ -6ページ目
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追いつけない想い



好きになるのは突然なんだって


時がたってから気づく




あんなに近くにいて


あんなにふざけあって


あんなに語り合うことができた君




手に入れてみたら


今が 好きという気持ちに追いつけないよ




こんなに好きになれるって


分かっていたなら


もっと早く走り始めればよかったかな


でも、先を走っている自分の気持ちに追いつくために


これから過ごす2人の時間も


きっといいもんだよね




これからもよろしくね





存在




なにもかもがうまくいっている時には気づかなかった


そのぬくもりに助けられていたことに


なにもかもがうまくいかぬ時にこそ


あふれてくるんだ 君がつぶやいていた言葉が




守るべき日常を おざなりにしていた自分を責めたくなるよ


こうなることが分かっていたなら


もう少し 何かが変わっていただろうか




いつもそばにあるからこそ 気づけなかったなんて


言い訳にしかならないよね


今は遥か遠くにある 君の笑顔に


ありがとうが言いたくて




大切な人の大切さに 気づいたときには


後悔ばかりだね




透き通るほどの夕焼けを見ながら


美しい想い出だけが 僕の目の前をにじませる


前に進むことが 君のためにもなるということを


分かっているのに どうしてこんなに考えてしまうんだろうか




忙しく過ごす日々に 色あせてしまわないように


そっとしまっておくよ


君の存在があったからこそ 今の僕があるということを






合い鍵




それは ただ貸していたものが戻ってきただけ


ただそれだけなのに


どうして こんなに寂しくなるのだろうか




君に渡していたものは 単なる鍵ではなく


2人の間をつなぐ 2人だけの通り道を開けられる


魔法の鍵


そこを通れるのが君と僕だけだから


意味があったものなのに


2つとも僕の手元にあったんじゃ


意味がないじゃないか




戻ってくるまでは 終わった恋が


まるでまだ続いているかのような錯覚にあったよ




ポストを開けるのが怖くて


1日中部屋から出れなかったあの日


僕以上につらかった君に気づいたのは


あれから何日もたってからだった




君が強がってついた嘘


分かっていて気づかないフリをしたよ


もう戻れない2人の過去をつなぐ扉は


鍵をかけて次の扉を探すことにしよう


君との想い出に しっかり鍵をかけて





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