ベジャール・バレエ・ローザンヌ芸術監督のジル・ロマンが解任されると云う衝撃的なニュースが・・・


 バレエ・マスターの小林十市くんの話だと権力闘争に巻き込まれた結果みたいですが、芸術家ってそう云う事には無頓着と云うか、そう云う事に割く力があるなら自分のやるべき芸術面に注力したいので、どうしても権力欲にまみれた人達の権謀術数には敵わないし、それ以前に積極的に争おうとはしない人が多いんですよね。 だからこそ相手を調子付かせてしまうのですが・・・
 ジル・ロマンさんもバレエ団に半生を捧げて来たのに、この理不尽な仕打ちではとても傷付いていますよね。 何とかジル・ロマンさんが元の地位に穏便に戻れる事を願っています。

 今回の酷いとしか言い様の無い事件で団員達にも動揺が広がるでしょうし、バレエ団の活動にも少なからぬ影響が出る筈です。
 それに十市くんの立場にも変化が出るのではと友として心配してしまいます。

 とにかく話に聞く限りではバレエ団にとっても観客であり納税者であるローザンヌ市民にとっても損な事はあっても得な事は何も無いですよね。 これを仕組んだ連中だけが特をする何かがあるのでしょうが、私利私欲の為に行動する事は本当に止めて欲しいです。 これは日本の政治家にも言える事でしたね(^_^;)

 本当に権力欲旺盛な人こそ権力から遠ざかって、力はあるけど権力に興味のない人が権力を持てる社会に成ればもっと住みやすい社会になるのでは無いでしょうか?

 とにかくベジャール・バレエ・ローザンヌの内紛が一刻も早く最も良い形で収束してくれる事を切に願います。

 十市くん頑張ってね(^_-)-☆