ビジネス書に疑問を投げる | 考え中の人

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ビジネス書は大人の週刊少年ジャンプであるという記事を見て、なるほどそうだと納得したので、書き残しておきます。それは、自己啓発系のビジネス書は、モチベーションを掻き立ててはくれるが、その多くの読者はそれで終わってしまうので、ある種の娯楽とあまり変わらない、という事実です。


面白いアンケート調査の結果があります。それは、収入の低い人は自己啓発や漫画を読み、収入の高い人は学術書を読む、という結果です。学術書というのは、専門書になるような教科書のようなものです。なぜ、このような結果になるのでしょうか、考えてみましょう。

自己啓発や漫画というのは、その多くは感情を高ぶらせてくれるものであり、努力や根性、正直や愛などをテーマにして、私たちに訴えます。しかし、その場ではやる気があがっても、結局学ぶことを集約すれば、上記のマインドに過ぎません。朝は早く起きて仕事する、上司の注意に感謝する、などのアドバイスは、悟空が朝から晩まで修行して、戦友に感謝して強くなっていく様とあまり変わりません。

一方で学術書はどうでしょうか。内容は淡々として無味無臭ですが、そこには多くのデータや事実から理論を導いています。もちろん、理論を実際に使って習得しなければ使い物にはなりませんが、少くとも感情に訴えるものばかりよりは、知識が身に付くこともあるでしょう。

もちろん自己啓発や漫画が悪いというわけでないし、中には人生を変える力を持つ程の素晴らしい作品もあります。しかし、ただそれを読み散らすだけでは、ただのストレス解消だけで終わってしまい、何も身に付きませんので、本を読むのならバランスよく、学術書にも時間を割きたいところです。