ゴールデンクロス 

 

長期の移動平均線を、短期の移動平均線が下から上に突き抜けたとき(交差したとき)を、ゴールデンクロスと呼びます。

 

時価総額で世界最大のミームコインであるドージコイン(DOGE)は、2021年初頭の急騰の再現を予感させる「ゴールデンクロス」のテクニカルパターンに向かっているようだ。

 

CoinDeskのデータによると、時価総額約220億ドル(約3兆4100億円、1ドル=155円換算)のDOGEは今年、70%以上の価格急騰を記録し、最大の暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)の50%近い上昇を大きく上回るなど、目覚ましいパフォーマンスを示している。

 

 

 

確約できないのが暗号資産 

 

過去のデータが将来の結果を約束するわけではない。移動平均クロスオーバーの場合は特にそうで、移動平均クロスオーバーは価格に遅れをとる傾向があり、伝統的な市場ではトレーダーを間違った側に陥れることがある。

 

その上、DOGEのようなミームコインは現実世界でのユースケースに乏しく、主に投機によって動いているため、法定通貨の流動性の状況や世界的な金利期待に敏感に反応しやすい。

 

 

 

2021年価値が急騰したワケ 

 

DOGEが上昇した2021年初頭は、世界的に金利がゼロに近いか、それ以下であったため、金融市場のあらゆる場所で前例のないリスクテイクが行われた。

 

現在、世界最大の経済大国であるアメリカの金利は5%を超え、数年来の高水準にある。

 

 

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