★自分の心の中の「リア王」と話していたら、遺言を書くなら今だ、と思った! | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

★「リア王」になる前に遺言書を遺す。老醜の私より今の私の方が人を幸せにできそう!
 

 

人は変わります。
いや、人さまはともかく私は、この頃我慢が聞かなくなってきました。

 

 

プツンと切れやすくなっているのを感じます。

歳を取ったこれからは、腹が立った、バカにされた、軽んじられたからと、その度に人を切っていったら、気がつけば”独り”なんてことにもなりかねません。

 

 

「リア王」は誰の心の中にもすんでいそうです。
若いころに比べて、明らかに物欲は減退してきました。
気に入った物以外は持ちたくなく、世の中にあふれる大半のモノには興味がありません。

人に対してもそうなりそうで、それはそれで『困ったことだ』と思い始めています。

 

 

こんな人間が財産を持ったらどうなるでしょう。
どうせあの世に持っていけるものはない。
だからみんな遺していくに決まっていますが、
例の頑固さ、好き嫌いが出てきたら、人を傷つけてしまいそうです。

 

 

今なら「理性」でもって、公平に人を判断することができます。
誰に何もどのように遺すかを決めなければならないとしたら、
10年後、20年後ではなく、間違いなく「いま」ですね。

 

 

猜疑心が膨らむ前に、遺言のおおもとは作っておこうと思います。