★エンディングノートなんかじゃない、老後サバイバルのカルテだ!! | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

★終活に関心のある方、エンディングノートの有効な使い方を知りたい方はご相談ください。
http://yuigonsouzoku.net/news/think-about-the-death/



ブログの「お知らせ」コーナーにこんなことを書きながら、
あまりPRもしてこなかった。


先日、3週間あまりを費やして私なりの「エンディングノート」を作ってみたのだった。
私のサイト(ブログ中心です)は現在のサイトルは
「遺言相続 Solution.net」


以前のタイトルは「終活と遺言相続.net」だった。
人生後半になって、仕事も変わって、さて次の仕事をと考えたとき、まず「出版」が頭に浮かび、また当時、娘にそそのかされて行政書士の試験にもチャレンジしていたので『いずれは相続関係も』と思っていたのだった。


4年間、いろいろやってきた。新しい仕事はどれもおもしろい。
その中で、これからの私が最も力を発揮でき、かつ人様のお役に立てることは何かと考えたとき、《やはり「老後」の問題だ》と思うようになってきた。


自分がそのような年齢になってきて(66歳、押しも押されもしない高齢者だ!)『これから先、生ききって上手に仕舞うのはなかなか大変だぞ』と思うようになってきた。


そんなことは当たり前のことなのだが、うかつな私は今もって「老いていくのは苦手」などとうそぶいて、まだ若い気でいろいろ動き回っている。しかし馬力は落ちた。
1日でできたことが、今は2日も3日もぐずぐず掛けるようになった。《こりゃ、いかんぞ。手を広げすぎると、散らかしっぱなしで終わっちまう・・・・・》





こういう自覚が出てきて、なるべく仕事を行政書士に、その中でも「人生の終わりにかかわる仕事に」特化していこうとウエイトを変えた。


「エンディングノート」は今、そこそこ”はやり”のようだ。
《こんなもの、はやりでやるな!》
というのが、自分がノートを作ってみての第一番の感想だ。
世間は勘違いしている! と思ったのだった。


その理由は・・・・・・
と、この話をすると長くなるのでいずれブログにまとめるとして


僕が作ったノートはきわめてクールだ。
客観的に自分の現況が分かるようにしている。
しかし「生き死に」の部分については非常に重く、
市場に出回っている類書のように、軽く「✔」1つで自分の意思を示す、などという安っぽいつくりにはなっていない。


生きること、そしてどう覚悟を決めて「自分の死」を迎えるかについては、お手軽、気楽なノリでは困るのだ。
リアルに「老後」を見つめてほしい。


そして、本業とした「相続対策」対策についても言いたいことはあるのだけれど。
これも長くなるので、今はやめにする。


そうそう、重要なことを言うのが最後になってしまった。
僕が編集した「エンディングノート」を、「サバイバル・カルテ」ということにした。
私が死んでいきます、死後はこうしてねノートにする気はさらさらない。


死んでいくために書き遺しておくノートなのではない!
これからの長い老後(下り坂ではあるけれど、けっこう楽しいことも多いと思いますよ)を、安全に、しっかり、豊かに生きていくための「現況」書き取りと、将来計画(「ライフプラン」と言いますね)を立てるためのノートだ。


頒布する気はなかったけれど、もし興味がおありで、実際に書いてみようという人がいれば、プリントアウトしてお送りします(A4で50ページあるけどね)。