★バースデーカメラ登場!Facebookの友達に動画のメッセージ!! | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

★Facebookにバースデーカメラ登場!友達の誕生日にビデオメッセージを贈ろう
http://denhon-charisma.com/dc/birthday-camera/



一部で「近日公開」が伝えられていた「バースデーカメラ」が日本でも登場した!
それを知ったのは偶然のことから。


以前、こんなタイトルで書いた記事がある───
<★Facebookの「誕生日メッセージ」殺到に悩む人に効く処方せん!>
このところ、この記事へのアクセスが上がっている。





誕生日にはお祝いのメッセージが集中しますからね。
日本で友達のタイムラインに直接書き込むのは、友達申請を承認されたときと、この「誕生日」と。2つくらいしかないかもしれない。
それくらい「タイムラインを自分の部屋のように思っている人が多い」ということだと思うけれど。


で、殺到を防ぐのは簡単だ、と書いた。
極めてシンプルな方法だ。
プロフィールに「誕生日」を書かなければいい。
それでピタッと”年に1度の”書き込み行事がやむ。


どうしてそうなるかと言うと、
Facebookが友達に「この人がきょう誕生日です」とお知らせするからだ。人はそのお知らせに反応して、メッセージをくれる。
イベントを開くと、PCでもスマホでも「もうすぐ誕生日の友達」が多数表示されている。
メッセージが殺到するのは、あなたや私が「有名人」になったからではなく、Facebookが大きなお世話を焼いてくれている結果なのだ。


なぜそんなことをするのかと言えば、Facebookの生命線が「友達との交流」にあるから。
Facebookは今も真剣に友達を交流させようとしている。
そのノリは、学生時代の”仲間づくり好き”に似ている。
この点だけは日本もアメリカも同じ。


若い人は友達が大好きだ。
しかし日本では、大人になるにしたがってプライバシー意識が過度に芽生えてくる。異常なほどの「個人情報(露見)嫌い」で、このためFacebookの普及も他の国ほど進まない。


話がどんどんそれてしまっている(ゴメン)。
アメリカでは、長じてからも友達好きの傾向は変わらない。
というよりも、社会に出ればますます友の大切さを感じている。
「個」の意識が確立しているからこそ、友が必要なのだろう。


だからFacebookは「誕生日に友達にメッセージを贈るのは大切だ」と考える。だから友達に「友達の誕生日」を教えることを責務だと考える。だからその機能をもっと強化しようと考える。
そして今回、実装したのが「バースデーカメラ」だ。


ごく簡単に言えば、簡単お手軽、15秒のビデオメッセージを贈る仕掛けだ。
本当に簡単だった。
僕みたいな世代は、動画の自撮りは照れくさくて『そんなの、やりたくない!』と思ってしまうが、若い人は平気だろう。


こういうのが普通になれば、日本ももう少し開放的な明るい社会になるのにな、と思う。
しかし、しかしねえ、日本のFacebookユーザーの多くが、
いまだに「タイムラインに書き込まれること」を嫌う。
ただのあいさつでさえ、さっさと消す人がいるからね。


そういうわけで<★Facebookの「誕生日メッセージ」殺到に悩む人に効く処方せん!>なんて記事がいまだによく検索されるようなんですが、そういう調子だと、この「バースデーカメラ」というビデオメッセージ、物議をかもしそうですねェ。
何しろ友達のタイムラインに「動画」を貼り付けちゃうわけだから。
よほど気の利いたことを言ってあげないと、迷惑がられるかも。


一抹の不安がありながらも、Facebookの画期的な新企画、ご紹介しました。