http://denhon-charisma.com/dc/follow-mystery/
ひところは毎日のようにニュースフィードで見かけていた「友達」や「Facebookページ」、いわば“常連さん”がいつの間にか姿を見せなくなるという現象がFacebookではしばしば起きる。
なぜか、と考えたことがありますか?
答えは「アルゴリズム」と、「フォロー」という仕組み。
アルゴリズムはFacebookの場合、一種の“掲載ルール”と理解してくれればいい。交流が盛んな人同士ほど互いに相手の投稿がニュースフィードに現れやすくなる。
一方、「フォロー」は当たり前すぎて、これまであまり注目されなかった。
でも、とても重要だということが分かってこの記事を書いた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160224/12/hide7mail/af/82/j/o0800038713575662990.jpg?caw=800)
Facebookで「友達になる」というのはどういうことかと言うと、お互いに相手を「フォローしている」状態になることを言う。フォローしているからこそ、相手の投稿が自分のニュースフィードに現れる(ただし、アルゴリズムの影響を受けるので、フォローしているから100%相手の投稿が届くわけではない。でも、フォローしていなければ100%、相手の投稿は届かない)。
( )の中に書いたことが、実は重要だ。
「友達」とは相互フォローしている状態である。
ついこの間まで、コレは常識だった。
しかし2013年12月以降、この常識が覆った。
「友達」でありながら相手をフォローしていないという状態をつくる、「フォローをやめる」という“新機能”をFacebookが追加したためだ。
「友達」という観念を何よりも大切にしてきたFacebookの大転換である。ユーザーが多くなりすぎて、サーバーの負荷が耐えられなくなったのだろうか。
たぶん、そうではない(ということが、今回調べ直してわかったような気がする)。
アルゴリズムに依拠しているFacebookは、なにもことあらためて「フォローをやめる」を導入しなくても、とっくに“事実上のフォロー凍結”を実施していた。
4か月間相手の投稿に反応しなければ、間違いなく相手との“関係“は途絶える。
実際は、それよりずっと短い期間の“途絶”でフォローは凍結されていくようだ。
長いことFacebookを使っていても、この原理原則ともいうべきFacebookのルールを知っている人は意外に少ない。でも、経験的になんとなく承知している人は大勢いるだろう。
Facebookが「ニュースフィードの設定」を取り入れた時期にこの記事を書いた。
半年前に書いたものだが、参考にしてほしい。