<★Facebookのクチコミ原理──テクニックなんかいらない、記事の価値だ!>
http://denhon-charisma.com/dc/principle-of-review/
Facebookのクチコミにテクニックなんか無用だ。
私は長い間、「Facebookでクチコミを起こすには原理原則があって、それを理解すればクチコミを起こせる」と思っていた。
原理原則がわかれば、あとはテクニックの問題であると。
愚かな間違いだった!
Facebookの記事にアクセスが殺到する原理というものは確かにある。
簡単なことだ。
「いつもの投稿」よりいいね!、コメント、シェアなど読み手の反応が早く、しかもその数が”圧倒的に”多い時に、Facebookにスイッチが入る。
ではそういう状況をどうしたら起こすことができるか、というのが次の問題だ。
私は長い間、「起こせる」と思っていた。
テクニックさえあれば。
よい記事が書けさえすれば。
自分の欲得を表に出さなければ。
(正直に告白すれば、これらのことは今も実践している)
上に書いたことは間違いではない。
しかし、十分ではなかった。
己の欲得を出さず、読み手の役に立つ記事を、読みやすく書く──
これらのことがFacebookでクチコミを起こすための必要にして十分な条件であるなら、私でも、10に2、3回はクチコミを起こせたはずだ。
しかし実際は、センミツ(1000回に3回ほど)ではないが、100回書いて1つか2つ当たる程度だった。
そう、まさに「当たる」なのだ!
当たるか当たらないか、予測ができない。
いや、何度も何度も『この記事は当たるぞ』の思いがあって書いてきた。
でも、ほとんど当たった試しはない。
なぜだろう。
結局「当てる」というのは私の主観である。
どうやらFacebookは「当てに行く」メディアではなく、いつか「当たってしまう」「当たるという幸運が訪れる(こともある、かもしれない)」メディアなのだ。
そういうメディアを前にして自分にできることは、
▼一喜一憂しないで書き続けること、
▼読み手の得、お役立ちを考え続けて書くこと、
▼色気を見せずに冷静にていねいに書くこと、
▼あきらめないこと。
Facebookはまことに思い通りにならない。
「よい記事が書けた」とうぬぼれていると外れる。
気がついたことを即席にサラサラと書くと大きく拡散したりする。
計算ができない。
それは多分、Facebookの特徴というより「人の特徴」なのだろう。
結局、Facebookと向き合うと、人と向き合っていることになる。
今さらながら、そんなことに気がついたという論考です。