★Facebookのニュースフィードに激震! 2年間の変化を追った | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。


★2年間のアルゴリズム変遷を追った。Facebookは「友達」優位に回帰していく!
http://denhon-charisma.com/dc/changes-in-the-algorithm/


Facebookのニュースフィードに表示されるコンテンツの傾向は、この2年間でずいぶん変わった。この間にFacebookはアルゴリズムを大きく変更している。


有名なところでは
▼ストーリーバンピング Story Bumping
▼ラストアクター Last Actor
▼ミームコンテンツの削減
▼いいね!、コメント、シェアをけしかける投稿の削減
▼「ネガティブフィードバック」の導入
▼クリックバイティング Click-baiting
▼トレンディングトピックス Trending Topics
などの意味を解説した。





これらは個々にはその都度、話題にはなる。しかしその取り上げ方は「いかにして表示の不利をかわすか」などといった即物的な話に終始しがちだ。
ところがこれらの「アルゴリズム変更」を2年間通して見てみると、Facebookの意図が明確に見えてくる。


<以下、結論の抜粋>
ニュースフィードは一般ユーザーに有利な方向に変わりつつある。逆に企業やブランド、商店、個人サービスなどのFacebookページには逆風が吹くだろう。表示を上げるための姑息な手段はほぼ通じなくなっている。創設から10年がたち、Facebookはルネッサンスを目指している。“原点返り”であって、後退ではない。コンテンツの質を重視し、友達との関係性にもう一度力点を置き直すというのは、とてもよい企図だと思う。


解説をていねいに行ったので長くなった。
アルゴリズムの変更は一般ユーザーには関係ない、なんてことはない。実は大いに影響を受けている。
きのうと今日のご自分のニュースフィードの様子がガラッと違っている、ということが起こり得るほど「表示ルール」の変更は劇的な変化を生む。