Facebookのことを書いていておもしろいのは、
「テーマ」によってまったく反響が違うということだ。
きのうはFacebookの「友達至上主義」について書いた。
共感を得られなかったようで、反応はさっぱりだった。
『仕方ない』とは思いながら、とても悔しかった。
僕がいま、最も主張したいことの1つなのになぁ……。
Facebookについて書きたいことはいくつかあって、
▽クチコミが生まれる原理
▽その爆発的な力と「限界」
▽Facebookは投稿をすべて表示はしてくれないこと
▽交流の頻度によるあからさまな表示上の“差別”
▽イヤでもコミュニティを形成させてしまう奇妙な性質
▽背後で働いているFacebookのアルゴリズム
などなど。
こうしたさまざまな関心の中でも「友達」の問題は、
Facebookのそもそもの生い立ちから来るもので、興味深い。
ひと言でいえばFacebookは、
「仲間に愛されるためのツールだった」といえる。
この辺をわかって使うとFacebookは期待以上のことをしてくれる。
理解しないで使うと、いつまでたっても……。
まぁ、100人いれば100人の使い方がある。
みなが成果や成功を求めているわけではない。
だから無理やり、わかってもらう必要もないわけだが。
先日、スパムアカウントのことを書いた。
これはすごい反響だった。
1270という「いいね!」の数もさることながら、
4万4000人もの人にリーチしたのは新鮮な驚きだった。
ファンが1000人に満たないページでもこんなことが起きる。
5度目の正直だった!
Facebookという公共の場が、
愚かで強欲な者たちの跋扈(ばっこ)で荒れてきている。
このままでは“健全な発展”が阻害されてしまう。
そう思ったから、個人ページで2回、Facebookページでも2回、
注意を喚起し、Facebookに対応を求める記事を書いてきた。
その都度、それなりの反響はあった。
100から150いいね!
5度目の今回は“爆発”した。
理由は、ユーザーの漠とした不安をつかまえたからだと思う。
以前に比べて、誰もが感じるくらいにこの問題が広がっていた。
つくづく『潮時ってあるんだな』と思う。
だから今「友達至上主義」のことがわかってもらえなくてもいい。
手を変え品を変え、角度を変えて何度でも書いてみようと思う。
Facebookで「友達」は特別の地位だ。
だからむやみに増やそうとしなくていいし、
情報拡散を焦ることもない。
“よい友達”は最強の味方になってくれる。
もちろんその前に、
あなたが最善の友達にならなければならないが。
そうなったときFacebookは、
「ただのツール」を超えて
「人生を変えるツール」になると、僕は確信している。
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【筆者から】
このブログの元になっているのはFacebookへの書き込みです。
主にFacebookページ「ジャーナリスト 石川秀樹」に投稿しています。
ミーツ出版(株)という小さな出版社の社長をしています。61歳で行政書士の資格を取り開業しました。さらにこの数年は「ソーシャルメディアを愛する者」としてFacebookで熱く語り続けています。ブログは私の発言のごく一部です。ぜひFacebookページもご覧ください。コメントをいただけたら、こんなにうれしいことはありません。

